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仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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金昌寺(埼玉)・壮大な石仏群

平成27年~30年の約3年間にわたり、秩父三十四観音霊場を巡って無事に結願しました。
いずれも個性的なお寺ばかりですが、その全てを個々に紹介するのは難しいため、特に印象深いお寺を何回かに分けて紹介していきたいと思います。

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まず最初にご紹介するのは四番札所・金昌寺。
秩父札所の中でも屈指の大きさを誇る仁王門があるお寺で、数メートルはあろうかという大草鞋が吊り下げられていました。

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中に安置されていたのは迫力満点の仁王様たちです。真っ赤な体躯とコバルトブルーの衣の対比が鮮やかですね。

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そしてこの金昌寺で有名なのが、埼玉県の民俗資料に指定されている石仏群です。

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その数、なんと1319体!境内の斜面やお堂にびっしりと並んでいます。

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これらの石仏は江戸、武州をはじめ、全国の大名家から寄進されたものもあるそうです。

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こちらは本堂で、宝永六年(1709)に建立されました。

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この観音堂の隅に安置されているのが、子育て観音と呼ばれる観音様。
しなやかな体と優しい表情が人気で、金昌寺を代表する石仏として知られています。

2015.12.19
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秩父神社(埼玉)・秩父の総鎮守

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西武秩父駅から程近い秩父市街地の一画に、秩父地方の総鎮守として名高い秩父神社があります。

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秩父神社は平安時代の書物にも記録が残る古社で、毎年12月に行われる秩父夜祭は、「山・鉾・屋台行事」のひとつとしてユネスコ無形文化遺産に登録されています。

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こちらは本殿。
天正20年(1592年)9月に徳川家康の命によって造立され、埼玉県の文化財に指定されています。

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社殿は本殿・幣殿・拝殿が1つにまとめられた権現造で、極彩色に彩られた彫刻が施されています。
その一部は左甚五郎の作と伝えられているのだとか。なるほど、可愛らしい三猿たちがいますね。

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そして秩父に行くと、必ず立ち寄るのがこちらの松本製パン。昔ながらのコッペパンが人気のお店です。

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札所めぐりで疲れた時にほっとひと休み。素朴で優しい味に癒されます。

2016.1.10

武甲山御嶽神社 (埼玉)・二百名山 武甲山に登る

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去年の秋、秩父を代表する名峰・武甲山に登ってきました。
武甲山は古くから神奈備として崇められた聖地で、その山頂には武甲山御嶽神社が鎮座しています。数年前から山登りをしているため、秩父観音霊場結願の際には是非登りたいと思っていました。

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武甲山登山にはいくつかのルートがありますが、今回は一の鳥居から出発する表参道コースを選ぶことに。早朝に一の鳥居近くの駐車スペースに車を停め、しばらくは舗装された道を進みます。

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道しるべに貼り紙がしてあり、近寄ってみると、熊の目撃情報でした。この数週間前、秩父に出没する熊のニュースをネットで見たところだったので、念のため熊鈴をつけてきていたのですが、表参道でも目撃されていると知って少し怖くなりました。
でもここまで来たのだから、引き返す訳にはいきません。

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登山道は比較的整備されており、ルートもわかりやすくなっています。

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しばらく行くと、本格的な山道になってきました。険しい鎖場などの難所はないものの、ひたすら登り坂なので、苦しさに息が上がります。

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修験道の聖地だけあって、表参道のあちこちにこのような小さな祠が建っていました。

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登り始めて1時間半くらいで、大杉の広場と呼ばれる少し開けた場所に出ました。案内板によると、山頂まではあと50分。全体の三分の二くらいまできたところでしょうか。

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次第に岩場が多くなり、足元が不安定になってきました。

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着いたーっ!
ついに武甲山御嶽神社に辿り着きました。武甲山は石灰石の産地で、かつての山頂はなんと採掘のため爆破されてしまったため、この社殿は1980年ごろに現在の場所へ移されたのだそうです。

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少し離れたところに、現在の最高地点があり、見晴らし台になっています。

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柵から覗き込むと、眼下に秩父の市街地が広がっていました。

2018.11.3

秩父三十四ヶ所観音霊場めぐり(5)

【平成30年11月3日】 自動車

秩父三十四ヶ所観音霊場に通うこと5回目、いよいよ30番台の大台へ。このあたりになるとお寺間の距離がかなり広くなるため、最後は自動車を使って参拝することにしました(汗)
山間部にある30番台の札所は、個性的で魅力あるお寺が多いのが特徴です。

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31番 観音院
仁王門には巨大な仁王様たちがいらっしゃいます。石造の仁王像としては日本最大級なのだそうです。

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32番 法性寺
山上にある奥の院へは、巨岩の間を通ったり、鎖場を上ったりと、スリリングな参道を通っていきます。
崖の上に立つ観音様にびっくり!どうやって運んだのでしょうか。

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33番 菊水寺


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34番 水潜寺
そしてこちらが結願のお寺。約3年がかりで巡った秩父三十四ヶ所観音霊場、ついに念願のゴールです。

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旅の最後に、勇壮な武甲山を目に焼き付けました。秩父を代表する名峰で、日本二百名山にも選ばれています。秩父のいたるところから武甲山の力強い姿が見え、何度も励まされました。
ありがとう武甲山、また必ず再訪します!

秩父三十四ヶ所観音霊場めぐり(4)

【平成30年1月6日】 自転車

前回から時間があくこと約2年、気合いを入れ直して巡礼を再開しました。

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26番 円融寺
岩井堂と呼ばれる観音堂に行くには、なんと昭和電工の敷地内を通らなくてはならないため、門のところで許可をもらう必要があります。
おそらくかつては周辺一帯が円融寺の寺領だったのでしょう。長い階段の先には、見事な懸造のお堂が建っていました。

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27番 大渕寺
お堂の裏にある山道を登ると、像高16mもある巨大な観音様がいらっしゃいます。


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28番 橋立堂
切り立った崖のすぐ側にお堂が建っており、迫力満点です。境内にはお洒落なカフェも併設されています。

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29番 長泉院


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30番 法雲寺

29番からはかなり距離があり、自転車で30~40分くらいかかりました。
ここで腰痛が悪化し、継続を断念。結願は次回以降にお預けとなりました。

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疲れ果てて、駅のフードコートで一休み。
久しぶりに行った秩父駅は大幅にリニューアルされており、お土産屋さんや飲食店が充実していました。そこで秩父名物・わらじとんかつを初めて食べてみることに。想像していたより脂っこくなく、とても美味でした。

(つづく)

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