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仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

Category [岩手 ] 記事一覧

達谷窟毘沙門堂(岩手)・大迫力の不動明王

藤里毘沙門堂を出て、大急ぎで一関へ。時間的にかなり厳しいと思っていたものの、なんとか間に合いそうだったので、気になっていた達谷窟毘沙門堂へと向かいました。達谷窟毘沙門堂は、中尊寺金色堂からも程近い平泉町に位置しています。そしてこのお寺を特に有名にしているのが、岸壁に貼り付くようにして建てられているお堂です。まるで岩がお堂を飲みこもうとしているかのようです。堂内に入ると、奥にはむき出しの岩壁が広がっ...

藤里毘沙門堂(岩手)・二体の毘沙門天

北上市立博物館を出発し、奥州市へ。長閑な田園地帯を通り抜け、小高い山の中へ入っていくと、石の鳥居が見えてきました。ところが雑草が生い茂っていて、道は全く見えません。ここを登るしかないのだろうか。若干不安になりながらも、意を決して登ることにしました。雨が降っていたため、地面はひどくぬかるんでおり、雑草が容赦なく足に突き刺さります(※後でわかりましたが、ちゃんと車も通れる立派な道が別にありました)やっ...

北上市立博物館(岩手)・万蔵寺の神様

北上市に位置する万蔵寺には、不思議な三体の神像が伝えられています。若年・壮年・老年の三期にわたって男神を表しているという、大変珍しい像なのです。神様が歳をとるだなんて、何だかとっても不思議な感じがします。ぜひとも拝観してみたいと思い、お寺にお電話したところ、現在拝観の受付はしていないとのことでした。ところが立花毘沙門堂のお寺の方から、北上市立博物館には万蔵寺の仏像がいくつか安置されているというお話...

成島毘沙門堂(岩手)・日本最大の兜跋毘沙門天

天台寺を出発して南へ車で2時間ほど走り、花巻市の成島毘沙門堂へ着きました。境内には泣き相撲の土俵がありました。先に泣いた赤ちゃんが負け、という面白い相撲で、全国大会も行われるそうです。重要文化財の毘沙門天立像は、かつてこちらの毘沙門堂で祀られていましたが、現在はコンクリート製の収蔵庫に安置されています。「わあっ!」思わず声をあげてしまいました。中にいらっしゃったのは、大きな大きな兜跋毘沙門天だった...

天台寺(岩手)・鉈彫りの聖観音(3)

本堂でお参りを済ませ、改めて寺務所で収蔵庫の拝観をお願いしました。緊張でドキドキしながら、足を踏み入れてみると…。正面のガラスケースの中には、憧れの聖観音様がいらっしゃいました。お顔と両腕を除いて全身が鉈彫りで彫られており、細かい横縞が小波のように見えます。まるで聖観音が徐々に一本の霊木から姿を現しつつある、その光景を目の当たりにしているようでした。ぴたりと体に纏わりつく衣の下からは、ふっくらとし...

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