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仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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ちー

Author:ちー
読書と音楽、そして仏像をこよなく愛しています。

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日光二荒山神社奥宮(栃木)・修験道の聖地(2) 2019-10-06-Sun

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急勾配の登山道に鳥居が建てられていました。これほどの岩場を通って重い鉄の鳥居を運ぶのは、非常に困難な作業だったに違いありません。

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大きな岩の間にあった祠です。おそらく男体山のあちこちに、このような祠が置かれているのでしょう。

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九合目付近。山頂に近づくにつれ、木々はまばらになり、赤茶けた土の斜面が目立ってきました。

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遮るものがなくなったせいで、びゅうびゅうと強い風が体に吹き付けます。
でも、あと少し。
一歩一歩、着実に進むしかありません。

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山頂だーーー!!!

登山開始から約3時間、ついに辿り着きました。

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こちらが日光二荒山神社の奥宮。男体山の山頂、標高2,486mの場所にあります。

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朝からずっと曇っていましたが、ほんの短い間だけ晴れ、眼下に美しい中禅寺湖が見えました。中禅寺湖は男体山の噴火によって出来た湖で、なんと海抜高度は1269m。日本屈指の高度にある湖なのだそうです。

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山頂には二荒山大神像が祀られていました。二荒山大神は神仏習合の神様として信仰され、その本地仏は千手観音です。

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少し離れたところに、太郎山神社という小さな社が建っていました。

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この付近は古くから神聖視されており、奈良時代にまで遡る祭祀のあとが発掘されているそうです。

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天気に恵まれなかったり、下山時に激しく転倒してしまったりと、波乱続きの登山でしたが、無事に下山できて安心しました。

2018.10.13

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日光二荒山神社奥宮(栃木)・修験道の聖地(1) 2019-09-21-Sat

昨年の秋、百名山の男体山を登ってきました。

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紅葉時期の渋滞を避けるため、早朝に日光の中禅寺湖へ。

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男体山登山は、この中禅寺湖畔にある日光二荒山神社中宮祠の境内からスタートします。

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日光二荒山神社は、日光三山である男体山、女峯山、太郎山をご神体として祀る神社で、本社、中宮祠、奥宮の三社に分かれています。本社は日光東照宮近くに位置しており、こちらの中宮祠は本社と奥宮(男体山山頂)との中間にあることから、こう呼ばれているそうです。

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重要文化財に指定されている中門。男体山は現在も日光二荒山神社の境内地であるため、登山するには登拝口で申し込みをしなくてはなりません。

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少し歩くと、石の鳥居が建っていました。古くから山岳信仰の聖地だった男体山は、山全体が大切な修行場所でもあったのでしょう。

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そこから先は果てしなく続く上り坂で、アップダウンはほぼなく、ゴツゴツした大きな岩が容赦なく立ちふさがります。

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見頃にはやや早かったものの、それでも美しい紅葉が目を楽しませてくれました。

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岩場はまだまだ続きます。ちょうど2時間ほど登ったところでしょうか。登ってきた道をふと振り返って見たところ…

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壮大な雲海が、目の前に広がっていました。
(つづく)

2018.10.13

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宇都宮二荒山神社(栃木)・下野国の一宮 2015-11-22-Sun

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レンタサイクルで宇都宮市街地を走っていると、大通り沿いに巨大な鳥居が見えてきました。
下野国一宮である、宇都宮二荒山神社です。

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鳥居をくぐると長い長い階段が続いています。
息を切らせて登り、ふと後ろを振り返ってみると…

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鳥居の向うに、パルコなどの商業施設が建ち並ぶ、どこか不思議な光景が広がっていました。
宇都宮は二荒山神社当社の門前町として発展してきた街なのです。

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祭神である豊城入彦命は武勇に秀でた神として知られることから、歴代の武将たちから篤い信仰を集め、源氏や徳川家からも寄進を受けたと言われています。
現在の社殿は明治10年(1877年)に再建されたものですが、神社の歴史、風格を感じさせる立派な建物でした。

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この日の旅程を全て終え、駅周辺でひと休み。
そう、宇都宮と言えば、この食べ物ですよね♪

2015.3.14

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一向寺(栃木)・汗かき阿弥陀 2015-11-15-Sun

大谷寺参拝の後、バスで宇都宮駅へと戻り、駅近くでレンタサイクルを借りました。

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市街地を走り抜けると、やがて住宅街の多いエリアへ入ってゆきます。

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こちらは宇都宮市の一向寺。
鎌倉時代の御家人・宇都宮景綱によって創建されたと伝わる、宇都宮屈指の古刹です。

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こちらのお寺で特に有名なのが、汗かき阿弥陀と呼ばれる阿弥陀様。
普段はこちらの収蔵庫に安置されていますが、土日などのお休みの日だけ特別に公開されます。

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銅造で像高32.1cm。
1405年造立の銘が残っています。
もとは宇都宮氏の菩提寺であった長楽寺の本尊でしたが、明治期になって一向寺へと移されたそうです。
この阿弥陀様は、国家の危機の際には汗をかいて知らせるという不思議な伝承があり、そのことから「汗かき阿弥陀」と呼ばれて篤い信仰を集めてきました。

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特に印象的だったのは、体中にびっしりと刻まれた夥しい数の文字でした。
発起人や願主、345人もの結縁者の名前が千文字以上にわたって刻まれているそうです。
多くの人々がこの阿弥陀様に極楽往生の願いをかけていたことがわかります。

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銅造ながらも螺髪はきめ細かく、お顔立ちも端正で、その優れた像容にとても驚きました。

2015.3.15

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大谷寺(栃木)・岸壁の千手観音 2015-11-09-Mon

先日、かねてからの念願だった栃木県・宇都宮市のお寺巡りをしてきました。

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早朝の電車を乗り継ぎ、地元から3時間ほどかけてJR宇都宮駅へ。

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日本一の餃子の街だけあって、駅前には沢山の餃子店が軒を連ねていました。
宇都宮駅前からバスに乗り換え、大谷方面へと向かいます。

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30分ほどで大谷観音前のバス停に到着。
しばらく歩いて行くと、赤い仁王門が見えてきました。
坂東三十三箇所第19番札所・大谷寺です。
参拝受付を済ませ、中に足を踏み入れてみると…

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まるで建物が岩に飲み込まれているようです。
宇都宮市の大谷町付近は、建材として重用される大谷石の採石場として有名で、大谷寺の堂宇も大谷石の岸壁に張り付くようにして建てられています。
そしてこちらの御本尊は磨崖仏の千手観音立像。
中に入ってみると、お堂の奥は岩壁がむき出しになっており、そこに巨大な観音像が浮かび上がっていました。
像高389cm、藤原時代の作と推定されています。
現在はほとんど剥がれ落ちてしまっていますが、かつては全身が金箔で覆われていたそうです。

本尊の脇にある壁面には、阿弥陀三尊、釈迦三尊なども彫られていました。
それぞれ造像年代は少しずつ異なり、藤原時代から鎌倉時代にかけて徐々に彫られていったと考えられています。

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参拝を終えた後は、お寺の周りをぶらりと散策。
採石場跡に、大きな大きな大谷石の観音様がいらっしゃいました。
その名も大谷平和観音、像高はなんと26.93mもあります。
昭和23年(1948年)から6年かけて彫られたそうです。

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こちらは大谷石をくり抜いて彫られた車庫です。
その他にも、岸壁には民家の倉庫なども造られており、大谷石と共に歩んできたこの土地の人々の文化を感じました。

2015.3.14

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