仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

Category [茨城 ] 記事一覧

鹿島神宮(茨城)・常陸国の一宮

常陸国一宮として名高い、鹿島神宮を参拝しました。社伝によると鹿島神宮は神武天皇元年に創建された古社で、奈良時代の地誌にもその名が記載されているそうです。古くから朝廷の崇敬を受けましたが、祭神が武甕槌大神という武神であるため、中世以降は武家からも篤く信仰されました。鹿島神宮の名のとおり、神社では鹿が神の使いとして大切にされ、今も境内には鹿園があります。奈良の春日大社が創建される際、御祭神が鹿島の鹿た...

長勝寺(茨城)・鎌倉期の阿弥陀三尊

二本松寺を参拝した後は、同じ潮来市にある長勝寺へ。紫陽花の時期に御本尊の御開帳があることを知り、またとない機会なので参拝してきました。長勝寺は1185年に創建されたと伝わる臨済宗の古刹で、江戸時代に水戸徳川家によって再興され、繁栄を極めました。本堂は茅葺屋根の重厚な建物で、茨城県の文化財にも指定されています。中央の厨子には阿弥陀三尊、その両脇に毘沙門天立像と大迦葉立像が安置されていました。堂内は薄暗く...

二本松寺(茨城)・南北朝期の薬師三尊

西蓮寺参拝の後は、霞ヶ浦のほとりに位置する、潮来市の二本松寺へ。二本松寺は平安時代に慈覚大師が創建したと伝わる古刹で、最盛期には末寺25ヶ寺を統轄する大寺でした。今回この二本松寺の御本尊が特別開帳されると聞き、期待に胸を膨らませて茨城までやってきたのです。境内にはテントが張られ、地元の名産品や食べ物が売られており、沢山の参拝客で活気づいていました。 (⇒茨城県文化財HPより)本堂の中央に置かれた厨子の...

西蓮寺(茨城)・室町期の薬師如来

一年近く前のことになりますが、茨城県のお寺巡りをしてきました。まず最初に参拝したのは行方市の西蓮寺。782年に僧・最仙によって創建されたと伝えられる古刹です。事前にお願いをして、ご本尊のお薬師様を拝観させていただきました。像高150cmで室町期の作。一木背刳造という技法で造られているそうです。体躯はむっちりと張り、特に両腕や太腿にかなりのボリュームがあります。長く弧を描く眉、切れ長の瞳に対し、小ぶりな鼻...

西光寺(茨城)・藤原期の薬師如来

以前、常陸太田市文化財集中曝涼のことを何回かにわたって書いたにも関わらず、うっかり西光寺の記事をアップし忘れていました。少し遅くなりましたが、その時のことを書こうと思います。西光寺はかつて真言宗の大寺でしたが、明治期に無住寺となり、さらには大正期の火災によって堂宇の多くが失われてしまいました。幾多の災難を乗り越え、国指定重要文化財である薬師如来坐像、県指定文化財である仁王像などが現在まで伝えられて...

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