仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

Category [京都 ] 記事一覧

常念寺(京都)・一木の菩薩立像

一泊二日の関西旅行の最後は、京都府の精華町へ。お寺の最寄り駅は新祝園(しんほうその)。かなりの難読地名ですよね。この日は時間がなくて参拝できませんでしたが、近くに祝園神社という神社があるらしく、平安時代の文献にも名を連ねているほどの古社なのだそうです。その新祝園駅から長閑な田園地帯を通りぬけ、歩くこと約15分。精華町の常念寺が見えてきました。常念寺の創建について詳細はわかっていませんが、境内に鎌倉時...

極楽寺(京都)・快慶の阿弥陀如来

宇治駅からJR、近鉄と乗り継ぎ、富野荘駅へ。木津川の流れからも程近い、城陽市の極楽寺を参拝しました。こちらのお寺には快慶作の阿弥陀如来立像が伝えられているということで、事前にお願いをして拝観させていただきました。 (⇒城陽市観光協会のHPはこちら)桧材で像高79.5cm。鎌倉期の作。眼には玉眼をはめています。像内から発見された古文書に「過去法眼快慶」と記されており、鎌倉時代の名仏師・快慶の作であることが判...

宇治上神社(京都)・源氏物語の舞台

関西旅行の二日目は京都府内を巡ることに。数年ぶりに宇治の平等院を参拝したあと、歩いて宇治川を渡りました。そして宇治といえば、『源氏物語』の宇治十帖。光源氏の息子・薫の君と宇治の姫君たちが織りなす、儚くて切ない恋の物語です。日本三古橋にも数えられるという宇治橋には、紫式部像も安置されていました。橋を渡ったあと、川の流れに沿って更に進むと、やがて「さわらびの道」と呼ばれる小道へと入ってゆきます。大きな...

西導寺(京都)・藤原期の薬師如来

黄檗の萬福寺から20分ほど歩いて行くと、西導寺が見えてきます。西導寺は創建を1436年にまで遡るという古刹ですが、お寺の創建よりさらに古い、藤原時代の仏像が伝えられています。収蔵庫の中央にいらっしゃったのは、端正で美しい薬師様でした。像高83.3cmで、藤原時代の作。繊細な指先、わずかに伏せた眼差しは気品に溢れ、相当な力量を持った仏師の作であることがよくわかります。こちらは凛々しい毘沙門天。像高160.6cmで...

萬福寺(京都)・笑う布袋様

数年ぶりに宇治市の萬福寺を参拝しました。黄檗宗の大本山である萬福寺は、1661年に隠元によって開創されました。隠元は中国出身の禅僧で、江戸初期の禅宗界に多大な影響を与えた人物です。彼は禅の教えの他にも、様々な文化をもたらし、インゲン豆を日本に伝えた人物であるとも言われています。境内の建物や庭は明文化の影響を色濃く受けており、一般的な日本のお寺とは違った外観を見せてくれます。回廊の床や天井は、整然と並ぶ...

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