仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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ちー

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読書と音楽、そして仏像をこよなく愛しています。

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熱海城(静岡)・仏師 浅野祥雲(2) 2011-07-04-Mon



せっかくなのでお城の中にも入ってみることにしました。



入口に巨大なシャチホコが!
これは実際にお城に付けられている本物を模したレプリカだそう。

そしてこの熱海城のシャチホコこそ、浅野祥雲が造ったものなのです。
何と日本一の大きさなのだとか。
流石は浅野氏、スケールが違います。



この大黒様も浅野氏の作品。
ラブリーですね。



奥へ進むと、鎧兜が展示されていました。



お城の中はクイズコーナーやらゲームセンターやら、ありとあらゆるものが混在するカオス世界。



最上階からは美しい熱海の街が見えました。
これは掛け値なしに美しい景色です。



お城を出て、上を見上げると浅野氏作のシャチホコが鎮座していました。

祥雲先生、これからもあなたを追いかけます!
熱い想いを抱きながら熱海城を後にしたのでした。。。



そうそう。
帰り間際、聖徳太子像を見つけました。
蔦が絡まって物凄い迫力…!

2011.4.29

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熱海城(静岡)・仏師 浅野祥雲(1) 2011-07-01-Fri

静岡県熱海市にある熱海城に行ってきました。



熱海城は昭和34年、熱海市の錦ヶ浦山頂に建てられた観光施設です。
天守閣を模した鉄筋コンクリート製の建物内には、ゲームセンターや城郭資料館、仮装写真館などが併設されています。

仏像ファンの私が何故お城に…?
実はこの熱海城、昭和を代表するコンクリート像作家・浅野祥雲の作品が多数残されているのです。
氏の作品はこのブログにも度々登場しているので、記憶に残っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

浅野作品はお城の各所で見ることができます。



まずは七福神。
賑やかで楽しそう!



阿弥陀如来と大日如来です。

熱海城の浅野作品の特徴は、仏像が多いということ。
数多くのコンクリート作品を手掛けた浅野氏の最終目標は、コンクリート仏師になることにあったのではないか。そう感じさせるほどのクオリティの高さです。

 

こちらはカラフルな普賢菩薩と文殊菩薩。
さらに奥へ進むと…。



出たー!
十二神将です。
これは明らかに奈良・新薬師寺の十二神将を意識しているものと思われます。



残念ながら駐車場の隅に追いやられた作品たちですが、今も見る者の心を惹きつけてやみません。
数十年の時を超え、浅野氏の情熱が放たれているようです。



祥雲先生、あなたの作品は今、自然に還ろうとしています。
諸行無常…。

(続く)

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桃太郎神社(愛知)・浅野祥雲 meets 桃太郎伝説 (2) 2011-06-08-Wed



ぺったん、ぱったん。
階段を上ったところでお爺さんとお婆さんがキビ団子を作っていました。



「ワン!」「キーッ!」「クエーッ!」
さあ、犬・猿・キジを連れて、いざ鬼ヶ島へ!!



「ギャーッ!参ったぁ!」
赤鬼が降参しています。



もちろん退治したのは、勇敢な桃太郎。
何だか隣の犬が普通に飼い犬っぽいのが少し気になりますが…(笑)



よっ!日本一っ!!
財宝を携え、故郷へ凱旋です。



あらあら。
青鬼が泣いてしまっています。



境内の隅では赤鬼も泣いていました。
実はこの赤鬼、目から水滴が垂れていて、本当に涙を流しているかのように見えるのです。
いかにも浅野氏らしい、心憎い演出ですね。



一番上の拝殿の鳥居は、何と桃の形をしていました。
斬新なデザイン…。



そしてこの桃太郎神社で最も有名なのが、この鬼。
実に和やかな表情です。
「やさしい鬼です。背中へどうぞ」



もちろん私も乗せていただきました(笑)

浅野作品の素晴らしさは、像そのものの完成度もさることながら、物語性やメッセージ性が強く感じられることにあると思います。
そして作品の根底には常に優しさが溢れているということも…。

ほっこりするような温かい気持ちに浸りながら、桃太郎神社を後にしたのでした。

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桃太郎神社(愛知)・浅野祥雲 meets 桃太郎伝説 (1) 2011-06-05-Sun

愛知県・犬山市にある桃太郎神社へ行ってきました。



有名な桃太郎伝説の残るこの神社の境内には、桃太郎の世界を再現したコンクリート像が多数配されています。
そしてそのコンクリート像の作者こそ、このブログにも度々登場している、昭和を代表するコンクリート像作家・浅野祥雲なのです。
憧れの神社への参拝に、思わず力が入ります。



「いらっしゃ〜い
いきなりユーモラスな赤鬼がお出迎えしてくれました。





鎧を身に着けた雉と犬。
キリッとした表情が凛々しいですね。



おや?
川へ洗濯しに行ったお婆さんが、大きな桃を拾ったようです。
「よっこらしょっと!」
お婆さんが桃を切ってみると…。



ジャーン!!!
桃から生まれた桃太郎!

桃の付いた鳥居の前に堂々と立つ姿は、圧倒的なまでの存在感に満ち溢れています。



階段の途中には、芝刈りに行ったお爺さんがいらっしゃいました。
さぞかし桃太郎の誕生にビックリなさったことでしょうね。

(続く)

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五色園(愛知)・浅野祥雲作品再生プロジェクト 2011-05-10-Tue

前回まで五色園の紹介をさせていただきましたが、いよいよ修復活動のことを書きたいと思います。
第4回作品再生プロジェクトは4月16日〜17日の2日間にわたって行われました。

今回修復されたのは「月見の宴」と「赤山明神貴婦人解逅」の2場面です。



こちらは「月見の宴」。

ある月見の宴でのこと。
2歳の親鸞聖人は、父君の膝の上で月見を楽しんでいらっしゃいました。
すると聖人は前へ歩み出され、両手を合せ「南無仏」とお唱えになったのです。
周囲の人々は皆、この若君の非凡さに歓喜したのでした…。

真ん中で父君に抱かれているのが親鸞聖人。
とっても可愛らしいですね。



1日目の作業は、ペンキをヘラで剥がすところからスタートです。
なかなか根気のいる作業ですが、ペンキを塗る前の大切な工程。
地道に頑張ります。



こちらはペンキが剥がれた状態です。



この日は顔や手など、肌の部分だけペンキ塗り。
長い時間の風雨にも耐えられるよう、乾いてから二度塗りをします。



綺麗にお化粧できました。

プロジェクト2日目。
前日ヘラで綺麗にした像の髪や着物に、ペンキで色を塗ってゆきます。



私は親鸞聖人の一部分を塗らせていただきました。



まずは黒髪から。



一生懸命に色を塗っていると、何だか親鸞聖人が無性に可愛く思えてきて仕方ありません。
まるで我が子のような愛おしさなのです。



華やかな色が塗られてゆくにつれ、作品が生き生きと輝きだしてきました。



親鸞聖人も綺麗な晴れ着を着て、とっても嬉しそう!



夕方には全てのペンキ塗りが終わりました。
皆さん、実に堂々としたお姿ですね。

ひょんなことから参加することになった、この修復活動。
沢山の方々との出会いにより、とても充実したものになりました。
機会があれば、是非また参加させていただきたいと思います。

2011.4.16〜4.17

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