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仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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ちー

Author:ちー
読書と音楽、そして仏像をこよなく愛しています。

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安房神社(千葉)・安房国の一宮 2019-03-03-Sun

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安房国一宮として有名な、館山市の安房神社を参拝しました。

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こちらは拝殿。
この奥に本殿があり、主祭神の天太玉命がお祀りされています。
社伝によると、安房神宮の創建は皇紀元年(西暦紀元前660年)に遡り、天富命という神様が、阿波国(現在の徳島県)に住む忌部氏を引き連れて房総の地に上陸されたことに始まります。
主祭神である天太玉命は、この天富命の御先祖なのだそうです。

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本宮の横にある下の宮には、忌部一族を引き連れてきた天富命がお祀りされています。

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特に印象的だったのは、境内の一画に厳島社の分社があったこと。
巨大な岩を厳島に見立ているようです。
もともとこの場所にあった岩を使っているのだとしたら、とても面白い発想ですよね。

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安房神社のすぐそばには、雄大な海が広がっていました。
神話に登場する天富命と忌部一族は、この海岸から舟で上陸したのかもしれません。

2018.3.4

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萬徳寺(千葉)・日本最大級の涅槃像 2019-02-24-Sun

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日本最大級の涅槃仏があるという、館山市の萬徳寺に行ってきました。

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常楽山萬徳寺は、国道410号線沿いの小高い丘の上に位置しています。
国道だけあって交通量はかなり多く、近くにはコンビニや住宅などが並んでいました。
こんなところに本当に巨大仏があるのだろうか。
半信半疑になりながら山道を5~6分歩いていくと、拝観受付が見えてきました。
拝観料を払い、更に奥へと進んでいくと…

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どーーーん!!!
少し開けた場所に、大きなお釈迦さまがどっしりと横になっていらっしゃいました。

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お釈迦さまの体長は16m、高さ3.75m。
重さは30tもあります。
青銅製涅槃仏としては、世界で最大級なのだとか。
なんと発願から22年もの歳月をかけ、昭和57年(1982年)に完成したそうです。

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すやすや。。。
晴天の下、大きな丸い枕に頭を乗せている様子は、どことなくお昼寝をしていらっしゃるようにも見えます。

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台座部分が螺旋状になっており、お釈迦さまの周囲をぐるぐる回っていくと、上段の足元まで辿り着く仕組みになっていました。
仏像には三十二相と呼ばれる身体的特徴があり、偏平足や、足裏に千輻輪という輪形の相が刻まれていることも、その特徴のひとつとされています。
さすがはお釈迦さま、足裏も非常に立派ですね。

2017.3.4

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小松寺(千葉)・薬師如来御開帳 2019-02-10-Sun

一年近く前のことになりますが、南房総市の小松寺を参拝してきました。
過去に何度か行ったことのあるお寺ですが、御本尊の御開帳があると聞き、久しぶりに南房総まで出かけることにしたのです。

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小松寺は役小角が創建したと伝わる南房総屈指の古刹で、かつては修験道の聖地として篤い信仰を集めました。
その後、焼失などで荒廃したものの、江戸期に入ってからは徳川家の寄進を受け、真言宗の寺院として栄えたそうです。

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仁王門にいらっしゃったのは、大きな目をした仁王様たちでした。
おそらく近世の作ですが、生き生きとして個性的ですよね。

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御本尊は平安初期の作と推定されるお薬師様。
数年前に千葉市美術館で開催された「仏像半島」展で初めて拝観し、その独特な像容に衝撃を受けた為、ぜひお寺で再拝したいと思っていました。

小松寺
(⇒小松寺ご開帳HPより)

堂内に入ると中央の厨子に薬師如来立像が安置され、その周囲に十二神将、役行者像などがずらりと並んでいました。

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(⇒小松寺HPより)

本尊の薬師如来立像は、像高147.3cmで、平安初期の作。
房総で最古級の木彫仏と推定されています。

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(⇒小松寺HPより)

この薬師様の特徴は、何といっても、そのお体の奥行が極端に薄いことです。
千葉市美術館で開催された特別展では、横からのお姿を拝観できたので、その独特なフォルムに驚きました。
もしかしたら特別な霊木を使って彫られたのかもしれません。
造像年代の古さ、稀有な存在感など、まさしく千葉県を代表する仏像です。

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(⇒小松寺HPより)

そして小松寺でもうひとつ有名なのが、こちらの十一面観音菩薩坐像です。
珍しい銅製の観音坐像で、鎌倉初期の作。
国の重要文化財に指定されていますが、現在お寺に安置されているのはレプリカで、本物は東京国立博物館に寄託されています。
本館の常設展に時折出展されているため、過去に何度か拝観したことがあります。
整ったお顔、すっきりした体躯など、銅製とは到底思えないほど繊細な造りで、造像した仏師の並々ならぬ技量を感じました。

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境内を歩いていると、赤い鳥居を見つけました。
神仏習合の名残りでしょうか。
せっかくなのでこちらも併せて参拝することに。

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想像していた以上の山道で、紐につかまりながら少しずつ登っていきます。

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数分歩いたところに、小さな祠が建っていました。

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門を出たところには池があり、小さな島に橋がかけられていました。
現在は休憩所となっていますが、かつてはここに弁天堂があったのかもしれません。

2018.3.4

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大山寺(千葉)・不動明王御開帳 2019-01-02-Wed

あけましておめでとうございます。
昨年は体調を崩し、例年と比べると出歩く回数がかなり減ってしまいました。
今年は少しでも挽回できるよう頑張っていきますので、よろしくお付き合いくださいね。

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今年の初詣は、鴨川市の大山寺に行ってきました。
こちらのお寺は過去にも参拝したことがありますが、秘仏の御本尊がお正月に開帳されることをネット情報で偶然知ったのです。
房総半島を横断するように君津方面から県道を進み、大山と呼ばれる小高い丘を上っていくと、その中腹に大山寺の仁王門が見えてきます。
大山寺は奈良時代の創建と伝わる古刹で、かつては修験道のお寺として栄えましたが、明治期の神仏分離令の際に真言宗へと改宗されました。

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立派な朱色の仁王門にいらっしゃるのは、やはり朱色に塗られた仁王様たちです。
像高はおそらく2mを超えているのではないでしょうか。

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門をくぐった先には長い石段が続いており、息を切らせながら上っていくと、次第に読経の声が聞こえてきました。

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こちらは不動堂。
享和2年(1802年)に建てられ、建物を飾る精巧な龍の彫刻は、江戸時代の名工・波の伊八が彫ったと伝えられています。
お堂に入ると、ちょうど法要が行われており、中央にある厨子の扉が開かれているのが見えました。

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ガラス越しに外陣から拝観することになるため、はっきりとしたお姿はわかりませんでしたが、お前立像が立像であるのに対し、どうやらご本尊は坐像であることは確認できました。
お堂の前にある看板によると、ケヤキの一木造で、像高87cm。
鎌倉中期の作と推定されています。
像には彩色が施されておらず、もともと素地仕上げであった可能性が高いと考えられているそうです。

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高台にある境内からは周辺の景色が一望できました。
はるか向こうに太平洋が見えます。

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せっかくなので近くにある大山千枚田にも行ってきました。
大山の麓にある千枚田で、丘陵地に375枚もの棚田が並び、日本の棚田百選にも選ばれています。
雨水のみで耕作を行っている棚田は、日本でもこの大山千枚田だけなのだとか。

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さすがに真冬なので、稲はすべて刈り取られていましたが、緩やかな曲線を描いて並ぶ棚田の美しさに感動しました。
ぜひ次回は黄金色の稲穂が輝く季節に再訪したいものです。

2019.1.1

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珪素神宮(千葉)・不思議なお魚の神社 2017-05-29-Mon

千葉県銚子市にとてもユニークな神社があると聞き、はるばる犬吠埼まで行ってきました。

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犬吠埼灯台から程近い、小高い丘を車でうねうねと登って行くと、やがて鬱蒼と茂る木々の間に赤い鳥居が見えてきました。

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車を停め、歩いて奥へと進むと…

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巨大なお魚が鳥居の上にっ!!

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なんと鳥居の笠木や貫が、サンマやイワシ、鯛になっているではありませんか。
日本有数の漁獲高を誇る漁港がある、銚子ならではの神社と言えましょう。
しかも瞳がめちゃラブリー
ちょうどこの日は晴天、鮮やかな赤い鳥居と青空のコントラストが美しく、非常にフォトジェニックな光景でした。

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少し離れた場所には黄金の鳥居が建っており、陽の光を受けてキラキラ輝いています。
記憶にある限りでは、黄金の鳥居を見たのは初めてかも?

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高台にある神社からは、雄大な太平洋が一望できました。

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珪素神宮の珪素とはシリコンのことのようなのですが、なぜこの名前がついたのか、はっきりした理由はわかりませんでした。
境内にあった看板によると、この神社は地元の名士によって建てられたもので、現在も増築を続けているようです。
なんと日本のサグラダ・ファミリアを目指しているとのこと。
今後も目が離せません。

2016.6.26

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