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仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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ちー

Author:ちー
読書と音楽、そして仏像をこよなく愛しています。

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誕生寺(千葉)・日蓮聖人生誕の地 2020-02-11-Tue

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天津神明宮を参拝した後は、鴨川市の誕生寺へ。このお寺を参拝するのは子供の時以来なので、実に数十年ぶりになります。
誕生寺は日蓮聖人生誕の地にあるお寺で、聖人の弟子であった日家が1276年(建治2年)に建立しました。ただし創建当初のお堂は津波によって流されてしまい、現在、聖人が実際に生まれた場所は海の中にあるそうです。
1706年(宝永3年)に建てられた仁王門は、現存する誕生寺の建物では最も古く、千葉県の文化財指定を受けています。

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仁王様たちはおそらく近代の作ですが、表情は勇ましく、とても迫力があります。素地仕上げの仁王像は比較的珍しいのではないでしょうか。

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お正月だけあって、境内は参拝者で賑わっていました。脇には出店が沢山並び、楽しそうな声があちこちから聞こえてきます。

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再び門をくぐると、すぐ近くに海が広がっていました。港にはずらりと漁船が並んでいます。

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港町の夕暮れ。数百年前、この美しい光景を若かりし頃の日蓮聖人も眺めていらっしゃったに違いありません。

2019.1.1

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天津神明宮(千葉)・房州伊勢の宮 2020-02-01-Sat

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去年のことになりますが、鴨川市の天津神明宮を参拝しました。

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天津神明宮は南房総屈指の古社で、鎌倉期に源頼朝が伊勢から祭神を勧請したのが始まりと伝えられています。そのため「房州伊勢の宮」とも呼ばれているそうです。

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お正月だけあって、境内には出店が並び、沢山の参拝者で賑わっていました。

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土間拝殿、拝殿、幣殿、本殿と、数十メートルにわたって建物が奥に続いていますが、一般の人々はもとより、奉職している神職でさえ、本殿以奥に足を踏み入れることは許されないそうです。

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興味深かったのは、境内の隅に生えていた「まるばちしゃの木」と呼ばれる大木です。

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説明によると、「まるばちしゃの木」は亜熱帯性の落葉喬木で、主に中国大陸や台湾などに生育し、日本では沖縄・九州などの海岸山地に自生しているそうです。
天津神明宮に生えている木は、その北限として評価されており、千葉県の天然記念物指定にも指定されています。

2019.1.1

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清澄寺(千葉)・山岳信仰の古刹 2020-01-05-Sun

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今年の初詣は鴨川市の清澄寺へ行ってきました。
君津方面から養老清澄ラインを走ること約1時間、鴨川市へ入ったあたりで道が急激に細くなり、車同士がすれ違うことができないほどでした。
なんとかお寺へ着いた時はホッと一安心。駐車場に車を停め、しばらく坂道を歩いていくと、清澄寺の仁王門が見えてきました。

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中にいらっしゃったのは真っ赤な仁王様です。おそらく近世以降の作ですが、個性的で迫力があります。

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清澄寺は平安時代の創建と伝わる古刹で、もともとは修験道の霊場として栄えたようです。日蓮宗の開祖・日蓮が出家得度したお寺ともいわれており、現在は日蓮宗の大本山となっています。山奥のお寺にも関わらず、境内は多くの参拝者で賑わっていました。

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本堂に施された精緻な彫刻は、江戸時代の名工・嶋村唐四郎の作と考えられています。

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清澄寺は妙見山(標高377m)の約310m付近に位置しており、本堂脇に山頂まで続く階段がありました。せっかくなので登ってみることにしましたが、本堂周辺の賑わいとはガラリと変わり、周囲には私以外誰もいませんでした。

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登り始めて10~15分ほどで山頂へ到着。
山頂には、妙見堂と呼ばれる小さなお堂が建っていました。日蓮が妙見菩薩を信仰していた為、日蓮宗のお寺ではこの尊格をお祀りすることが多いようです。

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房総の山々の向こうに、雄大な太平洋が見えました。

2020.1.1

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安房神社(千葉)・安房国の一宮 2019-03-03-Sun

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安房国一宮として有名な、館山市の安房神社を参拝しました。

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こちらは拝殿。
この奥に本殿があり、主祭神の天太玉命がお祀りされています。
社伝によると、安房神宮の創建は皇紀元年(西暦紀元前660年)に遡り、天富命という神様が、阿波国(現在の徳島県)に住む忌部氏を引き連れて房総の地に上陸されたことに始まります。
主祭神である天太玉命は、この天富命の御先祖なのだそうです。

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本宮の横にある下の宮には、忌部一族を引き連れてきた天富命がお祀りされています。

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特に印象的だったのは、境内の一画に厳島社の分社があったこと。
巨大な岩を厳島に見立ているようです。
もともとこの場所にあった岩を使っているのだとしたら、とても面白い発想ですよね。

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安房神社のすぐそばには、雄大な海が広がっていました。
神話に登場する天富命と忌部一族は、この海岸から舟で上陸したのかもしれません。

2018.3.4

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萬徳寺(千葉)・日本最大級の涅槃像 2019-02-24-Sun

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日本最大級の涅槃仏があるという、館山市の萬徳寺に行ってきました。

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常楽山萬徳寺は、国道410号線沿いの小高い丘の上に位置しています。
国道だけあって交通量はかなり多く、近くにはコンビニや住宅などが並んでいました。
こんなところに本当に巨大仏があるのだろうか。
半信半疑になりながら山道を5~6分歩いていくと、拝観受付が見えてきました。
拝観料を払い、更に奥へと進んでいくと…

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どーーーん!!!
少し開けた場所に、大きなお釈迦さまがどっしりと横になっていらっしゃいました。

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お釈迦さまの体長は16m、高さ3.75m。
重さは30tもあります。
青銅製涅槃仏としては、世界で最大級なのだとか。
なんと発願から22年もの歳月をかけ、昭和57年(1982年)に完成したそうです。

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すやすや。。。
晴天の下、大きな丸い枕に頭を乗せている様子は、どことなくお昼寝をしていらっしゃるようにも見えます。

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台座部分が螺旋状になっており、お釈迦さまの周囲をぐるぐる回っていくと、上段の足元まで辿り着く仕組みになっていました。
仏像には三十二相と呼ばれる身体的特徴があり、偏平足や、足裏に千輻輪という輪形の相が刻まれていることも、その特徴のひとつとされています。
さすがはお釈迦さま、足裏も非常に立派ですね。

2017.3.4

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