仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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ちー

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東長寺(福岡)・福岡大仏 2017-02-19-Sun

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再び博多駅へと戻り、そこから歩いて10分ほどのところにある東長寺を参拝しました。

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寺伝によると東長寺の創建は平安時代にまで遡り、大同元年(806年)に空海が唐から帰国して博多に滞在した際、この地にお寺を建立したのが始まりとされています。
ご本尊は千手観音立像ですが、秘仏のため通常は拝観できません。

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そのため今回は、福岡大仏と呼ばれるお釈迦さまを拝観させていただきました。

福岡大仏

(⇒HP博多の魅力より)

どーーーんっ!!!
事前にある程度の予備知識はあったものの、想像以上の迫力にビックリ。
像高は驚愕の10m、重さ30トンもあります。
数年がかりで造像され、平成4年(1992年)に完成されました。
更に驚くべきはこれだけの大きさにも関わらず、木彫仏であるということです。
大仏の台座には空間があり、地獄・極楽めぐりができるようになっていました。
これだけの巨大仏が平成になっても造像されているとは驚きです。

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境内には立派な五重塔も建てられていました。

2016.4.23

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筥崎宮(福岡)・筑前国の一宮 2017-02-10-Fri

宗像市から電車で福岡市へ。
筑前国一宮である筥崎宮を参拝しました。

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社伝によると、筥崎宮の創建は平安時代にまで遡り、延喜21年(921)に醍醐天皇が「敵国降伏」宸筆を下賜され、この地に壮麗な御社殿を建立したのが始まりとされています。
鎌倉期の元寇の際に敵国降伏の祈願をしたところ、神風が吹いて勝利をおさめたことから、厄除・勝運の神として信仰を集めました。

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参拝を終え、境内を歩いていると、拝殿の横に建物があるのに気づきました。
中に人影らしきものが見えます。

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わわわ!!!
中には巨大な木彫像が安置されていました。
私の貧弱な写真では伝わりにくいのですが、とにかく大きい!
なんと像高は驚きの6m。
元寇の際に敵国降伏の祈願をされた亀山上皇の御姿とのこと。
福岡県出身の彫刻家・山崎朝雲の作で、博多区の東公園内にある亀山上皇の銅像の原型として造像されたそうです。
明治37年(1904)に完成した比較的新しい像ですが、福岡県の文化財に指定されていることからも、その芸術性の高さがわかります。

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参拝を終えて周辺を散策していると、まっすぐ伸びる参道にはいくつかの鳥居が並んでおり、その一番奥に海がかすかに見えました。
せっかくなので海を目指して歩いて行くことに。

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辿り着いた赤い鳥居のすぐ前には博多湾が広がっており、車が行き交う道路の横に、沢山の漁船が停泊していました。

2016.4.23

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宗像大社(福岡)・海の正倉院 2017-01-31-Tue

福岡旅行の二日目は、宗像市にある宗像大社を最初に参拝しました。

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私がこの神社を知ったのはわりと最近で、数年前に出光美術館で宗像大社国宝展が開催された時でした。
その社宝の素晴らしさに感嘆したのは勿論ですが、特に興味をひかれたのは、宗像大社というのが単一の神社の名称ではなく、沖ノ島の沖津宮、筑前大島の中津宮、宗像市田島の辺津宮の三社の総称だということ、そして中でも沖津宮は島そのものがご神体として信仰されており、一般人が参拝できるのは年に一度だということでした。
しかし沖ノ島は現代においても、厳重な女人禁制の島。
そこで今回は宗像市にある辺津宮を参拝することにしたのです。

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宗像の地は古くから中国大陸や朝鮮半島との貿易が盛んだった場所で、日本書紀にもその名が記載されているそうです。
祭神は天照大神の息から生まれたという宗像三女神で、三女神はそれぞれ沖津宮、中津宮、辺津宮にお祀りされています。

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宗像市にある辺津宮の祭神は市杵島姫神ですが、その拝殿の奥には第二宮、第三宮と呼ばれるお宮があり、そちらを参拝することで、それぞれの神社を詣でるのと同じご利益があるとされています。
境内は緑に溢れており、樹齢数百年はあろうかという大木がたくさん生えていました。

takamiya_p.jpg (⇒宗像大社HPより)

そして特におすすめしたいのが、境内の一画にある高宮祭場と呼ばれる聖地です。
この場所は宗像三女神の降臨地と伝えられており、現在もこの場所で神事が執り行われています。
参拝者のほとんどは拝殿を参拝して帰ってしまうため、このあたりは境内の中でもとりわけ静寂に包まれていました。

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参拝の後は宝物館へ。
こちらでは国宝に指定されている宗像大社の社宝を拝観することができます。
沖ノ島は奈良時代の貴重な宝飾品などが多数伝えられるため、別名・海の正倉院とも呼ばれているそうです。
非常に見応えのある展示内容ですので、参拝の際はぜひ足を運んでみてください。

2016.4.23

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和布刈神社(福岡)・関門海峡の鎮守 2017-01-29-Sun

小倉市内からJRに乗り、門司港へと向かいました。

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門司港は北九州最大の港で、山口県の下関港と合わせ、関門港として国際拠点港湾に指定されています。
明治から戦前にかけては外国貿易の拠点として発展した為、港周辺には歴史的建造物が建ち並んでおり、そのレトロな街並みが国内外の観光客から人気を集めてきました。

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古い建物の多くは、現在は飲食店などとして利用されており、中に入ることもできるようになっています。

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こちらは旧門司税関。
古い建物が並ぶ門司港のなかでも、その重厚な外観がひと際目を引きます。
内部にはギャラリーや喫茶店が入っていました。

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せっかく門司まで来たので、歩いて関門海峡を渡ってみることに。
海沿いに30分程歩いたところで、小さな神社を見つけました。
見ると和布刈(めかり)神社と書いてあります。
和布刈とはワカメを刈るという意味で、現在も関門海峡でワカメを刈り採って神前に供える神事が行われているそうです。

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沢山の船が往来する関門海峡のそばに建つこの神社は、古くから船乗りたちの篤い信仰を集めてきたのでしょう。

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参拝を終えて神社から5分ほど歩いたところで、関門海峡の歩行者入口へと辿り着きました。
エレベーターで地下まで下り、いよいよ海の底を渡っていきます。

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観光スポットとしてはもちろん、地元の生活路としても活用されているようで、ジョギングやウォーキングをしている方が沢山いらっしゃいました。

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おっと!
山口県と福岡県の境界線です。
少し緊張しながら足を踏み出し、いざ山口県へ!!

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海底を15分ほど歩いたところで、山口県側の出口へ。
エレベーターを上がると、車が行き交う幹線道路の向こうに、穏やかな海が広がっていました。

2016.4.22

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大興善寺(福岡)・南北朝期の仁王像 2017-01-21-Sat

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小倉駅からモノレールで競馬場前駅へ。
小倉競馬場や北九州市立大学のある大通りを歩いてゆきます。

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駅から15分ほど歩いたところで、大興善寺の仁王門が見えてきました。

082.jpg 阿形

中にいらっしゃったのは勇壮な仁王様たちです。
像高はいずれも245cm前後で寄木造。
南北朝期の作と推定されています。

061.jpg 吽形

均整のとれた見事な像容であるため、中央仏師の作である可能性が高いと思われます。
大きく捻った体から気迫が溢れ出てくるようです。

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大興善寺のご本尊は如意輪観音ですが、秘仏のため、残念ながらこの時は拝観できませんでした。
年に数日、御開帳があるようなので、機会があれば是非また参拝したいと思います。

2016.4.22

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