仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

Category [石川 ] 記事一覧

豊財院(石川)・三体の観音像

北陸の旅、最後の目的地である羽咋市の豊財院へ。豊財院は、鎌倉時代に瑩山紹瑾が能登初の禅修業の場として開創したと伝わる、曹洞宗の禅寺です。石川県屈指の古仏が安置されていることでも有名で、数年来ずっと参拝を夢見てきました。憧れの対面に胸が高まります。拝観のお願いをして、収蔵庫の重厚な扉が開かれると…。中にいらっしゃったのは、見事な三体の観音様たちでした。(⇒石川県HPの写真はコチラ)向かって左から、十一...

正覚院(石川)・藤原期の阿弥陀如来

龍護寺を出発し、羽咋市の正覚院へ。レンタカーのナビで辿りついた先には、とても大きな鳥居が建っていました。能登国一宮である気多大社の大鳥居です。目指していた正覚院の入口は、その気多大社のすぐ横手にひっそりとありました。現在の正覚院は真言宗のお寺ですが、元々は気多神宮寺の一院として創建されたそうです。そのためこちらのお寺には、明治期の神仏分離の際に気多大神宮寺から移されたという、藤原期の阿弥陀如来坐像...

龍護寺(石川)・風車のまちの薬師如来

北陸旅行最終日の平成23年9月21日、巨大台風が日本列島に上陸していました。吹き荒ぶ風雨のなか、レンタカーで能登半島最北端へ。時折ハンドルを取られそうにながらも車を走らせていると、突然目の前に飛び込んできた光景に愕然としました。なんと土砂崩れで木が倒れており、道路の車を直撃していたのです。(※運転していた方は救助されてご無事でした)あと少し通りかかるのが早かったら…!思わずぞっとしました。やむなく引き返...

那谷寺(石川)・奇岩の庭園

温泉寺を出発し、小松市の那谷寺(なたでら)へ向かいました。白山信仰の寺である那谷寺は、養老元年(717年)に泰澄神融禅師が創建したと伝えられている古刹です。後の986年に花山法皇がこの地に御幸した折、西国三十三所霊場の一番・那智山と三十三番・谷汲山の各一字をとって、寺の名を那谷寺と改めました。そしてこの那谷寺で特に有名なのが、奇岩遊仙境と呼ばれる庭園です。太古の噴火の跡が長年の風雨にさらされた結果、現在...

温泉寺(石川)・温泉の街の観音像

北陸で最大規模の温泉街のひとつである山代温泉。数多くの観光旅館が建ち並ぶこの温泉街の歴史は、奈良時代に行基菩薩が白山へ向かう途中、霊鳥の指授により温泉を発見したのが始まりと伝えられています。薬王院温泉寺は、山代温泉守護のために行基菩薩が創建したという伝説が残る古刹で、平安時代には明覚上人により七堂伽藍が建立され、長きにわたって温泉街の中核として繁栄を極めてきました。私が温泉寺を訪ねたのは、このお寺...

左サイドMenu

プロフィール

ちー

Author:ちー
読書と音楽、そして仏像をこよなく愛しています。

最新記事

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

右サイドメニュー

検索フォーム

QRコード

QR