仙波東照宮(埼玉)・極彩色の東照宮

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喜多院を参拝した後は、境内に隣接する仙波東照宮へ。

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仙波東照宮は、元和2年(1616年)に薨去した徳川家康を祀るため、喜多院第27世住職・天海僧正によって創建されました。
ところが1638年(寛永15年)の川越大火に遭ったため、現在の建物は徳川家光によってによって再建されたそうです。
ちょうど私が参拝したとき特別公開が行われており、建物の内部まで入ることができました。

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お堂は極彩色に彩られた精緻な彫刻で飾られており、かの有名な日光東照宮を彷彿とさせます。

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社殿は全て江戸幕府によって管理されていたため、まわりには歴代の川越藩主が献燈した石灯籠が並んでいました。
現在、建物6棟は国の重要文化財の指定を受けています。

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参拝を終えて川越駅まで歩いて途中、せっかくなので川越の古い町並みを通ってゆくことにしました。
小江戸と呼ばれて栄えた川越には、江戸情緒を感じさせる建物が沢山残されており、お土産物や飲食店として再利用されています。
週末だったこともあり、メインストリートは大勢の観光客で賑わっていました。
英語や中国語など、海外の言葉も周囲から聞こえてきます。

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せっかくなので、みたらし団子をぱくり♪

2015.11.3
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喜多院(埼玉)・石仏の五百羅漢

越生から再び電車に乗り、川越駅へ。

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駅から20分ほど歩き、川越市の喜多院を参拝しました。

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喜多院は天長7(830)年に慈覚大師が建立したと伝わる古刹で、創建当初は無量寿寺と号していました。
のちに伏見天皇が尊海僧正に命じ、関東天台宗の本山としたそうです。
慶長4(1599)年には天海僧正が入寺し、寺号を喜多院と改めたことから、幕府や川越藩主から帰依を受けて隆盛を極めました。

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喜多院は文化財の宝庫としても知られ、多くの建築物や寺宝が文化財の指定を受けていますが、なかでも特に有名なのが石仏の五百羅漢像です。

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それがこちら。
境内の一画にずらりと538体並んでいます。
日本三大羅漢とも言われ、天明2(1782)年から文政8(1825)年にわたって造像されたそうです。

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こちらの羅漢さんは腕に仏様を抱えていらっしゃいますね。
今までに色々な羅漢像を拝してきましたが、記憶にある限りでは、このような像は初めてです。
羅漢さんたちはどれも異なる表情やしぐさをしており、石工の豊かな想像力、遊び心が伝わってきます。

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おや?
こちらの羅漢さんは、どうやら足をマッサージしてもらっているみたい。
とってもリラックスした表情で気持ちよさそうです。

2015.11.3

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如意輪観音堂(埼玉)・平安期の如意輪観音

大宮から電車に乗り、八高線の越生(おごせ)駅へ。

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小川が流れる長閑な風景を眺めながら、のんびりと歩いて行きます。

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駅から15分ほど歩いたところで、如意輪観音堂の石段が見えてきました。

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越生町如意にある如意輪観音堂には、埼玉県でも有数の古仏が伝えられており、年に数回、地元の方々によって特別に公開されています。
私が訪れた11月3日もそのうちの一日で、かねてから参拝を楽しみにしてきました。

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像高は1m前後でしょうか。
応保2(1162)年に造像されたという墨書が残されおり、これは在銘像としては関東最古とのこと。
おそらく宝冠や宝玉は後補ですが、気品あるお顔立ちによく合っていました。
カヤの一材で造られており、前後に割って内をくりぬいた後に再び組み立てる、割矧造という技法が用いられているそうです。

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やや四角く張ったお顔に対し、なで肩の体躯は滑らかな曲線を描き、不思議な調和を生み出しています。

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長年憧れていた美仏にお会いできた喜びにじっくりと浸りながら、しばし収蔵庫の中に座り込んでいました。

2015.11.3

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氷川神社(埼玉)・武蔵国の一宮

埼玉県立歴史と民俗の博物館へ行くため、大宮駅で下車しました。
せっかくなので近くにある氷川神社もお参りすることに。

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大宮という名前からもわかるように、大宮地区は氷川神社の門前町として発展してきた街です。

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駅からしばらく歩いていくと、やがて神社へと真っ直ぐ伸びる参道が見えてきました。

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氷川神社は武蔵国一宮として名高く、関東を中心に約200社ある氷川神社の総本社です。
祭神は須佐之男命、稲田姫命、大己貴命の三神。
平安時代の歴史書にも記載があり、古くから朝廷の崇拝も受けていたそうです。

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現在、神社の周辺は大宮公園として整備されており、沢山の人で賑わっていました。

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そしてその公園の一画にあるのが埼玉県立歴史と民俗の博物館。

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この時開催されていたのが埼玉県の古刹・慈光寺の特別展です。

無題3 (⇒特別展HPはこちら)

特別展一番の目玉は何と言っても国宝・法華経一品経だと思いますが、個人的には十一面観音立像や観音・勢至菩薩坐像などの仏像がやはり印象的でした。

無題2 無題 (⇒特別展HPはこちら)

2015.11.3

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廓信寺(埼玉)・鎌倉期の阿弥陀如来

先日、埼玉県のお寺巡りをしてきました。
しばらくの間、その時の旅行記を書こうと思いますので、よろしければお付き合いくださいね。

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まず最初に参拝したのは、さいたま市の廓信寺です。

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北浦和駅から商店街を抜け、住宅地を歩いて行くと、10分ほどでお寺へ到着。

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事前にお願いをして、本尊の阿弥陀様を拝観させていただきました。

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像高88cmで寄木造。
眼には玉眼がはめ込まれています。
典型的な定朝様の阿弥陀如来坐像ですが、造像は鎌倉初期と推定されているようです。

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珍しいのは中品中生の印を結んでいらっしゃるということ。
もともと造像例が少なく、関東地方では見かけた記憶がほとんどありません。

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この阿弥陀様は大阪城の内仏であったのを、当地の代官であった中村吉照が徳川家から拝領し、廓信寺の本尊としたと伝えられているそうです。
この優れた像容を拝していると、その伝承もなるほどとうなずけます。

2015.11.3

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