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仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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ちー

Author:ちー
読書と音楽、そして仏像をこよなく愛しています。

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観音院(埼玉)・鷲窟磨崖仏 2020-01-26-Sun

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国道299号線から細い山道を進んでいくと、秩父札所三十一番・観音院の仁王門が見えてきました。

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中にいらっしゃったのは、大きな石の仁王様たち。石造でこれほどまでに巨大な仁王像を見たことがありません。

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足元の看板には「よくごらん下さい。日本一の石仁王です」と書いてあります。なるほど、それも納得の迫力です。

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門をくぐると、そこからは長い石段が続いていました。

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10分ほど登ったところ、正面に本堂が建っており、大きな岩がお堂に覆いかぶさるように迫っていました。

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この観音院には鷲窟磨崖仏と呼ばれる石仏群があり、県の史跡に指定されています。写真ではわかりにくいのですが、岸壁に数十センチほどの石仏が無数に刻まれ、その圧倒的な数と緻密さに驚きました。

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このような磨崖仏が山の至るところに点在し、その数は数万に達するとも言われています。

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本堂の脇を登ったところにも石仏があるとお寺の方から聞き、頑張って更に奥へと行ってみることに。

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洞窟のようになった岸壁の窪みに、沢山の小さな石仏が並んでいました。小さな祠が置かれているため、もしかしたらここで修行が行われていたのかもしれません。

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少し開けた場所からは周辺の山が一望できました。

2018.11.3

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法性寺(埼玉)・スリリングな奥の院 2020-01-20-Mon

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秩父三十四観音霊場三十二番の法性寺は、ユニークな奥の院で知られるお寺です。

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仁王門にいらっしゃった仁王様たち。おそらく近世の作ですが、生き生きとした表情で、非常に迫力があります。

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境内に入り、階段を上がっていくと、見事な懸造のお堂が建っていました。享保4年(1719年)に建立され、本尊の聖観音様が安置されています。

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お目当ての奥の院は、その観音堂の脇から続く山道を上ったところにあるらしいのですが、これが想像していた以上にハードな道でした。この直前まで武甲山に登っていたので膝がガクガクしてしまい、途中で引き返そうかと悩みながらも、やはりここまで来たのだからと考え直し、頂上を目指すことにしました。

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5分ほど登ったところで、鎖場に辿り着きました。鎖に頼りすぎないよう、慎重に足場を探りつつ登っていくと…

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大きな岩のくぼみに、小さな祠が置かれていました。

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恐る恐る降りて再びルートへ戻ると、そこからは本格的な山道に。登山靴ではなく、ソールの薄いスニーカーを履いていたので、苔で何度か滑ってしまいました。

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入口から15~20分ほど歩いたところでしょうか。やっと頂上が見えてきました。

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「あっ…!」
なんと絶壁の上に観音様が立っていらっしゃるではありませんか。できる限り近寄ってみましたが、思っていたより風が強く、半分くらいまで行って諦めました。

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観音像とは逆方向に進んでいくと、今度は先ほどよりももっと高い鎖場がありました。どうやらこの先に奥の院があるようです。かなり危険を感じましたが、再チャレンジする機会はほとんどないだろうと思い、意を決して登ることに。

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上方を仰ぐと、大きな岩をくりぬいたところに、智拳印を結ぶ大日如来様がいらっしゃいました。

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像高はおそらく1mくらい。端正な尊像で、このような危険な場所に安置されていることにとても驚きました。重い金属製の仏像をこの場所に引き上げるのは、さぞ大変な作業だったに違いありません。

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ふと周りを見渡すと、始まりかけた紅葉が、秩父の山々をほんのりと明るく照らしていました。

2018.11.3

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大渕寺(埼玉)・巨大な観音像 2020-01-13-Mon

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秩父観音霊場二十七番・大渕寺は、巨大な観音像があることで有名なお寺です。

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正面には注連縄のようなものが飾られていました。あまりお寺では見かけませんが、神仏習合の名残りでしょうか。

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山門をくぐると長い階段が続いており、その先にお堂が建っていました。

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こちらが札所二十七番の月影堂。かつては山の上にありましたが、大正8年に火災に遭い、平成8年(1996年)に現在の場所へ再建されたそうです。

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お堂裏の坂道を上っていくと、木々の間に巨大な観音様のお姿が見えてきました。

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こちらが白衣観音様。像高はなんと16mもあります。
珍しいのは、この観音様が左手に剣を持っているということ。本来は蓮華を持つはずだったのですが、尊像が造られていた時が戦中だったため、かわりに剣を持つことになったのだそうです。そのため護国観音とも呼ばれているのだとか。
美しいお姿でありながら、悲しい歴史を感じさせる観音様です。

平成30年1月6日

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橋立堂(埼玉)・岸壁のお堂 2019-12-29-Sun

秩父札所二十八番の橋立堂は、秩父札所の中で唯一、馬頭観音を本尊とするお寺です。

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境内には橋立鍾乳洞と呼ばれる鍾乳洞がありますが、冬季は拝観不可のため、残念ながらこの時は中に入ることができませんでした。

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石龍山という山号の通り、お堂の背後には高さ65mもある、切り立った岩壁がそびえたっています。

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境内の一画に小さなお堂が建っていました。中を覗いてみると…

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可愛らしい白馬が二頭並んででいました。お寺の本尊が馬頭観音だからでしょうか。

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また、境内にはお洒落なカフェも併設されています。せっかくなので一休みすることに。

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かなり本格的なスイーツが出てきてビックリ!見た目が素敵なだけではなく、とても美味でした。

平成30年1月6日

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円融寺(埼玉)・懸造のお堂 2019-12-22-Sun

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秩父三十三観音霊場・第26番円融寺は、秩父鉄道の影森駅から徒歩で10分ほどのところにあります。

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本堂から観音堂までは若干距離があり、なんと昭和電工㈱秩父工場の敷地内を通らなくてはいけません。おそらくかつては一帯がお寺の境内だったのでしょう。現在は工場の受付で通過許可をいただいて奥へと進みます。

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アスファルトで覆われた敷地を抜けると、細い山道が見えてきました。

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想像していたよりハードな階段が続き、苦しさに息が上がります。

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入口から10分ほど歩いたところでしょうか、前方に見事な懸造のお堂が建っていました。別名・岩井堂と呼ばれる、円融寺の観音堂です。

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岩井堂は江戸期に建立され、その名の通り、岸壁に張り付くようにして建てられています。

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お堂のそばにある山道を更に上っていくと…

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仏国禅師の坐禅石と伝えられる巨岩がありました。

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写真ではわかりにくいのですが、山の中に巨岩がぽこんと突き出しており、そこで仏国禅師が坐禅をしていたそうです。こんな危険な場所で瞑想するだなんて、凄い精神力ですよね。

平成30年1月6日

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