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仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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ちー

Author:ちー
読書と音楽、そして仏像をこよなく愛しています。

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大島町郷土資料館(東京)・離島の平安仏 2019-01-27-Sun

三原山から下山した後は、バスで岡田港へと戻りました。
そこから再びバスに乗り、大島町郷土資料館へと向かいます。

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バス停から歩いていると、道端にたくさんの赤い花びらが落ちていました。

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大島の名物である、大島椿です。
椿には沢山の種類があるため、秋から春にかけ、比較的長い期間にわたって花を楽しむことができるそうです。

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10分ほど歩いたところで、大島町郷土資料館が見えてきました。

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お目当てはこちらの仏様たちです。
いずれも平安時代の作と推定される古仏で、東京都の文化財指定を受けています。
私がこの仏像の存在を初めて知ったのは、今から十数年前のこと。
伊豆大島に平安仏が伝えられていると知人から聞き、それ以来、ずっと拝観したいと思っていたのでした。

IMGP1001.jpg 地蔵菩薩立像

IMGP0996.jpg 観音菩薩立像

仏像群はいずれも檜の一木造で、平安後期の作。
藤原仏らしい、穏やかな表情をなさっています。
かつては島内にある吉谷神社の薬師堂に安置されていましたが、島内で造られたのか、船で運ばれてきたのか、詳しいことはわかっていないそうです。

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資料館から再び大島港へ。

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港の近くで、可愛らしい島の住民にも会いました。

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帰りの船の都合上、滞在4時間半という短い時間でしたが、三原神社登拝と、念願だった平安仏を拝観できて感無量。
とても思い出深い旅となりました。
必ずや今度は時間をたっぷりとって再訪します!

2018.2.11

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三原神社(東京)・伊豆大島の総鎮守 2019-01-20-Sun

先日、ジェット船の格安乗車券を入手できたので、伊豆大島へ日帰りで行ってきました。

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始発の電車に乗り、東海道線で熱海駅へ。
そこから伊豆急行に乗って、伊東駅まで行きました。

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伊東駅から港までは歩いて15分ほど。

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8時半発のジェット船が、出発時刻の10分前に入港してきました。
ジェット船に乗るのは初めてだったのですが、とにかく早い!
海の上を滑るように颯爽と進んでいきます。
心配していた船酔いをする間もなく、伊東から30分強で大島へ到着しました。

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岡田港からはバスに乗って三原山の登山口まで向かいます。
大島には主要な港が二つあり、そのどちらに船が着くかは日によって異なるため、バスの時刻表もそれによって変わるそうです。

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約30分間バスに乗ったところで、登山口へ到着。
目の前に雄大な三原山がそびえていました。

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登山道はアスファルトで舗装された、非常に歩きやすい道でした。

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ところが上の方に行くと、先日降った雪が解けずに道路に残っていました。
カチコチに凍って滑りやすいため、雪が少なそうな場所を選びながら、ゆっくり登っていきます。

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登山口から40分くらい歩いたところでしょうか。
巨大な溶岩の間に鳥居が建っていました。

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鳥居の正面に回り込むと、その先には美しい海が広がっており、うっすらと伊豆半島が浮かんで見えます。

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三原神社の創建について詳しいことはわかっていませんが、古くから大島の人々は三原山を島の総鎮守、三原大明神として信仰してきたそうです。
時として噴火をして麓を焼き尽くす三原山は、美しくも畏れ多い存在であったに違いありません。

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この日は時間がなかったため、お鉢巡りと呼ばれる火口周辺のトレッキングは出来ませんでしたが、噴火口の付近まで行ってみました。
岩の間から湯気が噴き出しており、今なお活発な火山活動があることがよくわかります。

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下山途中、素朴で力強い馬たちに出会いました。
かつて与那国に住んでいた牧場主さんが、与那国馬を連れてきて大島で飼育しているそうです。

2018.2.11

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北町観音堂(東京)・商店街の観音堂 2017-10-07-Sat

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先日、練馬へ行く機会があったので、東武練馬駅の近くにある北町観音堂を参拝してきました。

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駅の改札を抜け、繁華街を歩いていくこと約5分。
年末の買い物で賑わう商店街の一画に小さなお堂が見えてきました。

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仁王門にいらっしゃったのは、個性的な石の仁王様たちです。
阿形像の像高は115cm、吽形像は像高118cmで、1683年に造像された銘が残っており、練馬区の文化財に指定されています。

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仁王門をくぐった奥にある観音堂には、本尊の聖観音様が安置されていました。

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観音様は台座まで含めた高さが270cmもあり、これは練馬区の石仏では最大なのだとか。
1682年に造像され、区の文化財に指定されています。

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小さなお堂ながらも綺麗に整備され、今も地元の方たちによって大切に守られているということがよくわかります。
訪れたのは夕方だっため、通り沿いは多くの買い物客で賑わっており、あたりを行き交う人々の声が響いていました。

2016.12.29

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豊島長崎富士塚(東京)・富士塚山開き 2017-08-06-Sun

先日、豊島区にある豊島長崎富士塚の山開きに行ってきました。

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池袋駅から一駅、地下鉄の要町駅から15分ほど歩くと、住宅地の間に公園が見えてきます。
ブランコや鉄棒が並ぶ横に、こんもりと盛り上がった塚があり、たくさんの人が登り下りしていました。
お目当ての豊島長崎富士塚です。

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富士塚は富士山を模して築造された塚で、富士山信仰が盛んだった江戸中期に多く造られました。
面白いのは本物の富士山と同じく、7月1日に山開きの行事が行われているということ。
今年の7月1日は雨天だったため、7月2日にも公開が行われている豊島長崎富士塚へ行ってきました。
過去に富士塚へは何度か行ったことがありますが、山開きは初めてです。

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入口には立派な石の鳥居が建っており、注連縄がかけられています。

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登り始めると左右に天狗の像が安置されていました。
よく見ると口が阿吽になっています。

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こちらは不動明王と二童子。
富士塚のいたるところに石仏や石碑が点在しており、非常に見応えがありました。
この長崎富士塚は、文久2年(1862)に月三講(椎名町元講)によって築造され、国の重要有形民俗文化財に指定されています。
高さ約8m、直径約21mあり、なんと塚全体が本物の富士の熔岩石でおおわれているのだそうです。

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頂上にはお薬師様がいらっしゃいました。

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そして同じく頂上に安置されていた石の祠です。
摩耗が激しく、はっきりとした像容はわかりませんが、中にいらっしゃるのは智拳印を結ぶ大日如来様でしょうか。

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山頂からの眺望です。
ほんの少し登っただけでも随分風景が変わることに驚きました。

2017.7.2

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浅草寺(東京)・淡島堂御開帳 2015-10-04-Sun

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毎年2月8日は浅草寺・淡島堂の御開帳日です。
今年はこの日がちょうど日曜日にあたるということで、久しぶりに浅草まで出かけてきました。

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あいにくの雨天に関わらず、仲見世は沢山の参拝者で賑わっていました。
あちこちから英語や中国語など、様々な国の言葉が聞こえてきます。

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ほとんどの参拝者は本堂を参拝して帰ってしまいますが、実は浅草寺には他にも沢山のお堂があります。

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その一つがこちらの淡島堂。
本堂の向かって左方にある小さなお堂です。
通常も阿弥陀如来坐像は拝観可能ですが、2月8日の一日だけ、淡島明神なる御神像が特別に開帳されます。
堂内に入ると、御本尊の前に置かれた厨子の中に、小さな淡島明神の御神像が安置されていました。
像高はおそらく20cm前後でしょうか、平安時代の貴族の女性が着るような装束を纏っておられます。
造像年代は不明ですが、極彩色に彩られ、非常に艶やかなお姿でした。

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この日はまた、淡島堂で針供養が行われる日でもあります。
お堂の前に置かれた、大きな豆腐には数百本もの針がびっしり!!
針への感謝、裁縫上達などの祈願を込め、古針や折れた針を柔らかい豆腐に刺して供養するという、大変珍しい行事です。
各地の淡島堂で行われているそうですが、実際には初めて見ました。
淡島明神は裁縫の上達に霊験あらたかな神様だとされているため、このような風習が生まれたようです。

2015.2.8

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