仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

Category [愛知 ] 記事一覧

禅林寺(愛知)・藤原期の薬師如来

先日、久しぶりに東海地方のお寺巡りをしてきました。まず最初に参拝したのは、一宮市にある禅林寺です。天禄元年(970年)に創建された古刹で、藤原実頼の追悼のために薬師如来を勧進し、小野院極楽寺と号したのが始まりと伝えられています。その後、大永5年(1525年)に曹洞宗へと改宗、天保5年(1648年)に寺名を仙境山禅林寺と改めました。そしてこちらがお寺に伝わる薬師如来様。像高129cm、檜の寄木造。平安後期の作と推定さ...

法華寺(愛知)・藤原期の薬師如来

成願寺参拝の後は、再び稲沢市へ。法花寺町にある法華寺を参拝しました。奈良時代、聖武天皇の国分寺建立の詔により、各国に建立された国分寺と国分尼寺。寺伝によると法華寺はこの国分尼寺を前身とする古刹で、戦火などにより荒廃や再興を繰り返しながらも、千年以上もの間その法灯を守り伝えてきました。 (⇒稲沢市のHPはこちら)本尊は藤原期の薬師如来坐像で、像高146.4cm。桧の寄木造。穏やかなお顔立ちと、彫りの浅い流...

成願寺(愛知)・平安期の十一面観音

稲沢市を一度離れて再び名古屋市内へ。北区にある成願寺を参拝しました。階段を上ってビックリ!目の前に現れたのはガラス張りの仁王門です。 なかにはどっしりした体つきの仁王様たちがいらっしゃいました。これまでに数えきれないくらいのお寺を参拝してきましたが、これほどまでにモダンな仁王門を見たことがありません。門をくぐって中に入ると、同じくガラスが全面に張られた本堂が建っていました。寺伝によると成願寺は、こ...

尾張国分寺(愛知)・鎌倉期の釈迦如来

安楽寺から10分ほど歩いてゆくと、同じく稲沢市にある尾張国分寺が見えてきます。現在の国分寺は、明治19(1886)年に円興寺というお寺が改称した寺院で、かつての国分寺跡からは約900メートル北に位置しているそうです。円興寺は江戸時代に旧国分寺の本尊であった薬師如来像を招来し、お寺に安置したと伝えられています。寺宝の多くはこちらの立派な収蔵庫に安置されているため、事前にお願いをして拝観させていただきました。中...

安楽寺(愛知)・藤原期の如来像

熱田神宮を参拝した後は、名古屋市の北西に位置する稲沢市へ。しばらく車を走らせていると、川沿いに満開の桜並木が見えてきました。稲沢市域は奈良時代に尾張国分寺や国分尼寺、国府が置かれた場所で、古くから尾張地方の政治や文化の中心として発展してきました。現在、稲沢市には重要文化財の仏像を安置する二つの安楽寺がありますが、今回私が参拝したのは、稲沢市船橋地区にある安楽寺です。拝観をお願いした時間より少し早く...

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