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仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

Category [佐賀 ] 記事一覧

永寿寺(佐賀)・藤原期の不動明王

九州旅行の最後に、嬉野市にある永寿寺を参拝しました。永寿寺は慶弔9年(1614年)に創建された曹洞宗のお寺で、平安時代の不動明王坐像が伝えられています。収蔵庫に安置されていたのは、真っ赤な火焔光背を背負った不動明王と二童子です。三尊ともに藤原期の作。お寺の創建よりも造像が古いのは、廃寺となった別のお寺から移されたためと考えられています。中尊の像高は87cm。むっちりとした体躯で、ジロリと前方を睨み、非常に...

蓮厳院(佐賀)・三体の如来像

鹿島市にある蓮厳院は、奈良時代の創建と伝わる真言宗の古刹です。こちらのお寺に三体の如来像が安置されているため、事前にお願いをして拝観させていただきました。中央と、向かって左側の尊像が阿弥陀如来坐像で、一番右は薬師如来坐像。同じ尊名の像が二体あること、いずれも非常に立派な像容であることから、おそらくかつては、それぞれ別のお堂の本尊だったと思われます。仏様たちは桧の寄木造で、平安後期の作。体部には内刳...

常福寺(佐賀)・藤原期の薬師如来

三岳寺を参拝した後は、同じく小城市にある常福寺へ。急こう配の細い坂道を上っていくと、瓦屋根のお堂が見えてきました。藤原期の薬師如来坐像は、現在こちらの収蔵庫に安置されています。事前にお願いをして拝観させていただきました。像高は82.7cm。頭と体幹部は桧の一材から彫られていますが、腕は寄木で、体部には内刳りが施されています。螺髪はきめ細かく彫りこまれ、お顔立ちも整っており、非常に洗練された作風です。おそ...

三岳寺(佐賀)・三体の鎌倉仏

唐津市からレンタカーで40分ほど南下し、小城市の三岳寺へ。鎌倉期に大智和尚が創建したと伝わる古刹で、かつては三津寺と称していましたが、戦国大名・鍋島氏によって医王山三岳寺と改名され、現在に至っています。こちらのお寺には鎌倉後期の仏像が伝えられているため、事前にお願いをして拝観させていただきました。 薬師如来坐像 大日如来坐像 十一面観音坐像三体ともに楠の寄木造で、目には玉眼がはめ込まれています。いず...

立石観音(佐賀)・藤原期の磨崖仏

鵜殿石仏を拝観した後は、同じ唐津市にある立石観音へ向かいました。ところがカーナビが指し示す近くまでは辿り着いたものの、どうしても場所がわかりません。何度も車で行ったり来たりを繰り返し、やっとのことで入口を見つけて一安心。そこからは歩いて石仏まで向かいました。竹林に囲まれた細い道を抜けると、少し場所が開け、そこに磨崖仏が彫られていました。写真の手前から薬師如来、阿弥陀如来、観世音菩薩。いずれも藤原期...

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