仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

Category [山形 ] 記事一覧

堂森善光寺(山形)・見返り阿弥陀

レンタサイクルで上杉神社、米沢城址をめぐったあと、米沢市郊外へと向かいました。米沢盆地の美しい田園地帯を走り抜けてゆきます。やがて見えてきたのが…堂森善光寺の仁王門です。堂森善光寺は米沢きっての古刹で、この地域の阿弥陀信仰の拠点として栄えてきました。詳しい文献等は残っていないものの、境内にある梵鐘に大同二年(807)の銘が刻してあることから、平安時代以前に開山された可能性が高いようです。お寺のある堂森...

昌伝庵(山形)・室町期の大日如来

山形駅から奥羽本線に乗って南下すること約45分。上杉家の城下町として名高い、米沢へと向かいました。まず最初に参拝したのは昌伝庵。上杉家統治以前に米沢を統治していた伊達氏が1508年に開創した古刹です。こちらのお寺には創建より更に古い、室町初期の大日如来坐像が伝えられています。事前にお願いをして拝観させていただきました。割矧造で像高78.5cm。胎内の墨書銘により、1360年に兵部法眼円慶および式部法橋宗祐が作っ...

注蓮寺(山形)・即身仏の古刹

1974年に芥川賞を受賞した森敦の「月山」は、山形県出羽地方の自然や文化、そこに住む人々の暮らしを幻想的な筆致で描いた小説として知られています。この作品の主な舞台となっているのが、月山山麓に位置する注連寺という古刹です。「注蓮」とは神事に使う「注連縄(しめなわ)」のこと。お寺周辺の集落が「七五三掛(しめかけ)」と呼ばれていることからもわかるように、かつて注蓮寺は出羽三山の別当寺として栄えた、神仏習合の...

月山神社(山形)・天空の社殿

東北を代表する霊峰・月山。羽黒山、湯殿山と共に出羽三山のひとつとして信仰を集めてきたこの山は、冬には真っ白な雪化粧を纏い、春には色とりどりの高山植物を輝かせる、神の山です。この月山の山頂に位置する月山神社を参拝してきました。月山の登山道はいくつかありますが、今回は鶴岡方面から車で8合目まで登り、そこから山頂を目指すコースを選びました。8合目駐車場を朝7時頃に出発。まもなくすると弥陀ヶ原と呼ばれる湿地...

出羽神社(山形)・蜂子皇子像御開帳

約1年ぶりに羽黒山の出羽神社を参拝しました。(⇒前回の記事はこちら)今回一番のお目当ては、出羽神社境内にある蜂子神社の御開帳です。推古天皇の御世のこと。崇峻天皇の御子である蜂子皇子は、政治闘争に巻き込まれて宮中を逃れ、由良(現・鶴岡市)の浦へと辿りつきました。そこに三本足の大きな鳥が飛んできて、皇子は羽黒山へと導かれます。蜂子皇子は羽黒山で修行を積まれたのち、山頂に社を創建され、さらに月山、湯殿山...

左サイドMenu

プロフィール

ちー

Author:ちー
読書と音楽、そして仏像をこよなく愛しています。

最新記事

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

右サイドメニュー

検索フォーム

QRコード

QR