仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

Category [鹿児島 ] 記事一覧

霧島神宮(鹿児島)・山岳信仰の聖地(2)

再び大浪池の周りを通って下山した後は、霧島山の麓にある霧島神宮を参拝しました。霧島神宮は6世紀の創建と伝えられる古社で、明治期に神仏分離令が出されるまでは、霧島権現という神様を祀る神仏習合の神社でした。現在の社殿は鹿児島藩主・島津吉貴が寄進したもので、正徳5年(1715年)に建立され、国の重要文化財に指定されています。朱塗りの建物には極彩色の緻密な彫刻が施され、その絢爛豪華さから「西の日光」と呼ばれて...

霧島神宮(鹿児島)・山岳信仰の聖地(1)

宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島山は、韓国岳(標高1,700m)や高千穂峰(標高1,574m)を中心とした火山群の総称で、天孫降臨神話の舞台として古くから信仰されてきた神の山です。その麓には霧島神社が造られ、明治期の神仏分離令までは霧島権現という山岳信仰の神様を祀っていました。登山家・深田久弥の日本百名山にも選ばれており、登山シーズンには数多くの登山者で賑わいます。実は数年前から寺社仏閣巡りと併せて登山をしてい...

南洲寺(鹿児島)・平安期の不動明王

鹿児島のシンボルと言えば、やはり桜島でしょう。標高1,117mであるこの火山島は、鹿児島湾にどっしりとそびえ立ち、その雄大かつ美しい山容で、仰ぎ見る者の心を魅了します。桜島は現在も活動を続ける活火山であるため、鹿児島市内の至る所に火山灰が降り積もっていました。こちらは鹿児島市街地に位置する南洲寺です。 入口には石の仁王様がいらっしゃいました。どこかユーモラスで可愛らしいですね。境内の隅に小さなお堂があり...

岩堂観音(鹿児島)・秘境の阿弥陀三尊

今回の目的地を九州南部に決めた時、最も大変だったのは、参拝するお寺を探すことでした。鹿児島県は明治期の廃仏毀釈がとりわけ激しかった地で、数多くの貴重な仏教美術が破壊されたり、散逸してしまったのです。苦労して調べてゆくうちに偶然その存在を知ったのが、霧島市の岩堂観音。人里遠く離れた山中にあるために廃仏毀釈の難を逃れたという、奇跡の仏教史跡です。熊本県内からレンタカーで南下し、霧島市へと入りました。と...

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