旧崇元寺石門(沖縄)・琉球王朝の国廟

沖縄旅行の最後に、那覇市街地を散策することにしました。

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モノレールの牧志駅から徒歩で10分ほど行くと、車の交通量も多い大通り沿いに、堅固な石門が見えてきす。
旧崇元寺の石門です。
崇元寺は第二次世界大戦時の沖縄戦で堂宇が徹底的に破壊されてしまいましたが、創建が1527年と伝わる臨済宗の古刹でした。
王府時代には歴代諸王の霊位を祀る国廟だったそうです。

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石門をくぐると、見事なガジュマルの大木が空いっぱいに枝を広げていました。
おそらく樹齢数百年はあるでしょう。
沖縄戦の壮絶な戦火をくぐり抜け、今なお力強く成長し続けていることに深い感動を覚えました。

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かつては壮麗なお堂が建ち並んでいたであろう境内は、今は公園と整備されており、石門とガジュマルの大木のみが往時の面影を伝えてくれます。

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しばらく公園内で休んだ後は、国際通りを通って県庁前駅まで歩いて行くことに。

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前回沖縄を旅したときは、まだモノレールが開通していなかったため、街中を通る線路を眺めていると、なんだか少し不思議な気分になりました。

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2016.1.16
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普天間宮(沖縄)・鍾乳洞の聖地

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今帰仁村からレンタカーで宜野湾市へ。
市街地へ入ったところで一気に交通量が多くなり、かなりの渋滞に巻き込まれました。
驚きながら車窓から外を眺めると、通り沿いには欧米風の飲食店がびっしりと建ち並んでおり、ああ、普天間基地のある普天間にやってきたのだな、としみじみ実感しました。

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琉球八社の一つである普天間宮の創建は古く、現在社殿が立てられている敷地内の洞窟に琉球古神道神を祀ったことに始まりますが、文献等が残っていないため、その詳しい年代などはわかっていないようです。
尚金福王から尚泰久王(1450-60年)の時代に、熊野権現が合祀されたことにより、権現信仰や観音・霊石信仰と習合しながら、独自の発展を遂げてきました。

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受付でお願いをして、聖域である洞窟の拝観をさせていただきました。
鉄製のドアを開け、整備された通路を抜けると…

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一気に空間が開け、そこには神秘的な鍾乳洞の世界が広がっていました。
正面の奥まったところに祭壇が造られており、立ち入り禁止の看板が立てられているため、ここで神事が行われているようです。

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特に大きな鍾乳石には注連縄が飾られ、鍾乳石そのものが神聖な存在として信仰されていることがわかります。

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ふと視界に外からの光が差し込み、上方を仰ぐと、社殿の一部が見えました。
初詣で賑わう境内とは一変、洞内の空気はひんやりとして、まさに異世界です。

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参拝を終え、神社の近くを歩いていると、有刺鉄線の向こうに米軍施設が建ち並んでいました。
あの神聖な空間のすぐ近くでこうした施設が造られていることに、奇妙な感覚を覚えずにはいられませんでした。

2016.1.16

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今帰仁城跡(沖縄)・北山王国の城

美ら海博物館から車で10分ほど行くと、世界遺産の今帰仁城跡が見えてきます。

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今帰仁城の築城は13世紀ごろと推定されており、これは前日に訪れた中城の築城時期よりも更に遡ります。
琉球王国成立以前に存在した北山の国王の居城で、北山王国滅亡後は琉球国の監守の居城として利用されましたが、1609年に薩摩軍による琉球侵攻の際に炎上してしまいました。
監守が住まなくなって以後は、御嶽として信仰を集めたそうです。

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堅固な門をくぐってゆくと…

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石垣の向こうに青い海が見えます。

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深い緑の木々に覆われ、周辺に美しい海が広がるこの場所に立っていると、ここが御嶽として信仰され、特別な場所だと考えられてきたことが納得できます。

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見学を終え、入口近くのお土産屋さんで不思議な食べ物を発見。
黒糖ポーポー?
沖縄のおやつだそうです。

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ユニークな名前に惹かれ、食べてみることにしました。
ほんのり甘くて美味しい!
くるりと巻かれた黒糖味のクレープといった感じでしょうか。
優しい味にほっこりしました。

2016.1.16

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美ら海水族館(沖縄)・世界最大級の水槽

沖縄旅行の二日目は本部町にある美ら海水族館からスタートです。

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前日の曇天から一転、見事な快晴に恵まれ、心が躍ります。

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美ら海水族館は今回最も行きたいと思っていた場所のひとつで、世界的にも珍しいジンベエザメを飼育した巨大水槽があることで知られています。

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どー--ん!!!
こちらがその水槽、「黒潮の海」。
長さ35m×幅27m、深さは10mもあり、桁外れの大きさです。

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目の前をジンベエザメがすーっと泳いでゆく様子を眺めていると、自分も海の中へと取り込まれているような気分になります。

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そしてなんと、水槽横にあるカフェでは、水槽を眺めながら飲食することもできます。
海の中で食事をとっているみたいで、ちょっぴり不思議な気分です。

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足元に小さなサメたちが集まってきてくれました。

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こちらはマナティー館にいるマナティー。
可愛すぎる!!!

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水族館を見学した後は、すぐ横に広がる海岸をしばらく散歩しました。

2016.1.16


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中城城跡(沖縄)・琉球王国の城

南城市から更にレンタカーを走らせ、この日最後の目的地である中城村へ。
村の名前にもなっている、世界遺産で有名な中城城跡を訪ねました。

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受付を済ませ、ゆるやかな上り坂を歩いてゆくと…

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目の前に大きな石垣が見えてきました。
詳しい文献等は残っていないものの、中城の築城は14世紀中ごろと推定されており、15世紀に琉球王国の尚泰久王代であった護佐丸によって増築され、現在の形へと完成されたようです。

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規模の大きさもさることながら、石垣は非常に精緻に組み合わさっており、その技術の高さに驚かされました。
所々に色鮮やかな花が咲き、南国らしい彩を添えています。

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外観からはわかりませんが、城の中は幾重にも石垣が造られていました。
模型を見るとその構造の複雑さがよくわかります。

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石垣を登り、その淵に立って見渡すと、高台に建つお城からは周辺の景色が一望できました。

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2016.1.15

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