仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

Archive [2010年05月 ] 記事一覧

五百羅漢寺(東京)・キャッチコピーな仏像

数年ぶりに目黒区にある五百羅漢寺を参拝してきました。(⇒五百羅漢寺HPはコチラ)通常は仏画で描かれたり、小さな石仏などで造られることが多い五百羅漢像。ところがこちらのお寺では、全国的にも珍しい、等身大サイズの像を拝することができるのです。一人一人の羅漢様の横には、それぞれの像に関する説明の言葉が添えられています。何より気になるのは、その実に多彩なフレーズの数々。「理想を高く持つ」「自分自身を静かに...

伊藤若冲の石仏

先日、伊藤若冲アナザーワールド展に行ってから、若冲がマイブームに。ネットで本を買い、毎日うっとりしながら、ページをめくっています(影響されやすい…)。…と、ひとつ気になる内容がありました。この本によれば、京都の石峯寺には若冲が下絵を書いた石仏があるとのこと。若冲に限らず、著名な画家が造像に携わった石仏というのを初めて聞きました。実は最近、仏像のみならず、野の石仏にもトキめくようになった私。(我ながら...

伊藤若冲 アナザーワールド展

千葉市美術館で開催されている「伊藤若冲 アナザーワールド展」に行ってきました。(⇒HPはこちら)いつも仏像ばかりに関心が向いていて、それ以外の分野はほとんど詳しくないのですが、何せこちらの美術館は自宅から徒歩圏内。せっかくなので鑑賞してきました。著名な画家の特別展ということで、会場内はかつてないほどの混雑ぶりでした。千葉市美術館の最高入場者数を記録したそうです。特別展では、洗練された構図が素晴らしい...

長命寺(東京)・石仏ワンダーランド

先日、練馬区にある長命寺の十一面観音御開帳に行ってきました。こちらは山門にいらっしゃる多聞天。すごい眼力!ご本尊は素朴な感じのする、とても素敵な観音様でした。せっかくなので、参拝のあと境内を散策することに。広大な境内には至る所にに石仏が並んでいました。実際に訪れるまで知らなかったのですが、この長命寺は、石仏が沢山あることで有名なお寺のようです。こちらは閻魔をはじめとする十王像。石仏の十王像を見たの...

新井薬師(東京)・薬師如来&如意輪観観音御開帳

東京都中野区にある新井薬師の本尊は、二仏一体の像であり、表側が薬師如来、裏側が如意輪観音になっているという、大変珍しい仏様です。そして、そのご本尊が今年12年ぶりに開帳されています。(⇒新井薬師HPはこちら)二仏一体とは、どのようなお姿なのかしら?高鳴る期待を胸に、新井薬師を参拝してきました。12年に一度の御開帳だけあって、境内は参拝客で賑わっていました。本堂へ入り、五色の糸が伸びている方角を覗き...

増上寺(東京)・黒本尊御開帳

お寺の後ろに東京タワー。そんな不思議な光景を味わえるのが、港区にある増上寺です。以前にも何度か訪れたことがあるお寺ですが、5月15日は特別な日ということで、久しぶりに参拝してきました。年に数回しかない、黒本尊と呼ばれる秘仏を拝することができる日なのです。増上寺へは都営線大門駅から歩いてすぐ。立派な山門は江戸初期の建築物で、国の重要文化財の指定を受けています。こちらは本堂の本尊である阿弥陀如来。都の...

神野寺(千葉)・トラ脱走騒動の古刹(2)

本堂を出ると、お堂の右奥に宝物館があるのに気がつきました。せっかくここまで来たのだから、と入ってみることにしたのですが…。その収蔵品の数々に絶句!トラの毛皮(逃げたトラかどうかは不明)、野鳥やあらゆる動物の剥製(しかも剥製にまじってトラの置物が紛れ込んでたり)、さらには伝・左甚五郎作という白蛇の彫刻までが所狭しと並んでいたのです。       他にも、兵馬俑(確実にレプリカと思われますが、そのあた...

神野寺(千葉)・トラ脱走騒動の古刹(1)

房総の人気観光スポットであるマザー牧場は、九十九谷と呼ばれる房総丘陵に位置しています。そしてそのマザー牧場の近く、鹿野山という山の奥深いところに、かつてトラ脱走事件で世間を騒然とさせた神野寺というお寺があります。房総育ちの私は、幼少時からこの珍事件のことをよく聞かされていました。事件の詳細はコチラ1979年当時、神野寺の住職はトラを数頭飼っていたのですが(これだけでも相当スゴイ)、なんと不注意で2頭を...

東光院(千葉)・桜井の峯薬師

木更津市にある東光院は、地元の人々から桜井の峯薬師と呼ばれて親しまれています。今年の春、その本尊が特別開帳されるということで、GW中に木更津まで行ってきました。東光院へのアクセスは、木更津駅からバスで15分ほど。お堂は国道127線沿いの小高い丘の上にあります。急な階段を登って行くと、山門に仁王様がいらっしゃいました。ウエストが非常に細く、スレンダーですね。寅年の特別開帳ということで、お堂は五色の幕...

東京国立博物館・快慶の地蔵菩薩像

今日、東京国立博物館に行ってきました。一番の目的は何と言っても「平成22年新指定国宝・重要文化財」展。鎌倉時代の仏師、快慶の地蔵菩薩像(大阪・藤田美術館蔵)が重要文化財に指定され、東博で公開されることになったのです。⇒写真はコチラ像高はおそらく60cm前後。いかにも快慶らしい、上品なお顔立ちの地蔵菩薩で、特に洗練された着衣の表現は素晴らしく、木から彫り出されたとは思えないほど軽やかでした。美しい切金や...

鶴林寺(兵庫)・播磨の法隆寺

今回の関西旅行の最終目的地、加古川市の鶴林寺へ辿り着きました。浄土寺から車を飛ばして何とか滑り込んだのは、受付終了時間の10分前。まずは急いで宝物館へ。鶴林寺参拝の第一の目的は、この宝物館にある白鳳期の聖観音を拝することでした。(⇒お寺のHPに写真が載っています)像高83cmで銅造。白鳳時代後期の作です。腰を軽くひねって右腕に天衣を巻きつけ、その衣の端を左手でそっと握っており、とても可憐なお姿をなさ...

浄土寺(兵庫県)・快慶の阿弥陀三尊

石龕寺から車で南へ約1時間、兵庫県小野市へ向かいました。目的地は浄土寺。鎌倉時代の仏師、快慶の阿弥陀三尊が祀られているお寺です。お寺の周りには、のどかな田園風景が広がっていました。期待に胸を膨らませ、お堂へ上がってみると、なんと入口が開いていません。ここまで来てまさか、と絶望的になってしまいました。団体の参拝客の方も十数人集まってきて、ちょっとした騒ぎになっています。何とかしなければと歩きまわって...

左サイドMenu

プロフィール

ちー

Author:ちー
読書と音楽、そして仏像をこよなく愛しています。

最新記事

カレンダー

04 | 2010/05 | 06
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

右サイドメニュー

検索フォーム

QRコード

QR