仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

Archive [2012年08月 ] 記事一覧

蓮光院(三重)・二体の平安仏

伊賀方面から津市内へ戻り、津駅から徒歩で数分ほどのところにある蓮光院初馬寺を参拝しました。蓮光院初馬寺は聖徳太子の開基と伝えられているお寺で、通称「津の初午さん」と呼ばれ、古より篤い信仰を集めてきました。その通称名からもわかるように、本尊は馬頭観音ですが、平安期の如来像がお祀りされていることでも知られています。事前にお願いをして、収蔵庫の仏様を拝観させていただくことに。中にいらっしゃったのは二体の...

新大仏寺(三重)・快慶の大仏

伊勢と伊賀をつなぐ国道163号線は、古くから伊賀街道と呼ばれ、陸路の大動脈として重要な役割を担ってきました。その伊賀街道沿い、伊賀市の富永というところに、新大仏寺があります。新大仏寺は建長2年(1202年)、源頼朝により後鳥羽法皇の勅願寺として開創されました。奈良東大寺の僧であった重源が開山であったことから、東大寺伊賀別当所として繁栄を極め、最盛期には南北六十丁、東西四十丁の広大な寺領と伽藍を有していたそ...

宝厳寺(三重)・一木の十一面観音

長隆寺参拝の後、同じ伊賀市内にある宝厳寺へ。こちらのお寺にお祀りされている、平安期の十一面観音立像を拝観させていただきました。像高169.3cm。古様なお顔だちや衣文などから、10世紀頃の作と推定されています。かつては大村神社の神宮寺であった大村山禅定寺で祀られていましたが、明治期の神仏分離の際、こちらのお寺へと移されました。ふっくらしたお顔は肉感的ですが、立ち姿はすらりと美しく、非常にバランスの良い...

仏像のはなし

日頃、仏像巡りが趣味だというと、「なぜ仏像がそんなに好きなんですか?」とよく聞かれます。もちろんその度ごとに話をさせていただくのですが、私は上手く口で説明ができないため、いつも消化不良のような思いをしてしまいます。もっときちんと説明したいのに、難しくてなかなか出来ない、歯がゆい気持ちになってしまうのです。そういうわけで今日の日記はいつもと趣向を変えて、私が仏像を好きになったいきさつについて書こうと...

長隆寺(三重)・二体の如来像

津市内を出発し、レンタカーで三重県の内陸部へ向かいました。窓の外に広がる長閑な田園風景。近くには川が流れ、この一帯が豊かな穀倉地帯であることがわかります。やがて伊賀市の森寺という集落に辿り着きました。集落の奥へと続く坂を上ってゆくと、立派なお堂が見えてきます。今回の目的地である長隆寺です。事前にお願いをして、収蔵庫に安置されている尊像を拝観させていただくことに。ドキドキしながら中をのぞいてみると…...

お知らせ

おかげ様で2年以上続けてきた仏像ブログ。当初は細々と更新していましたが、皆様から声をかけていただくことが多くなり、とても励みになっています。旅した都道府県の数は20を超え(ブログ開始以前も含めると、もう少し数は増えますが…)、改めて記事を読み返してみると、それぞれの想い出が蘇り、非常に感慨深い思いになります。以前は少しでもわかりやすいように、主に参拝した各都道府県ごとにカテゴリーを分けていたのです...

石山観音公園(三重)・めくるめく石仏ワールド

早朝に津中心部を出発し、レンタカーで石山観音公園へと向かいました。石山観音は一つの巨大岩に大小約40余りの磨崖仏が彫られているという、日本屈指の磨崖仏群です。現在、磨崖仏群のある一帯は公園として整備され、気軽に石仏巡りができるようになっています。石仏ファンにとっては夢のテーマパークと言えましょう(笑)早速、入口のすぐ近くに仏様が見えてきました。如意輪観音様でしょうか。こちらは素朴な顔が可愛らしいお地...

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