仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

Archive [2012年11月 ] 記事一覧

曼荼羅寺(香川)・平安期の聖観音

 (土佐国分寺近くの遍路道)四国はお遍路さんの地です。平安の昔、讃岐国多度郡屏風浦(現在の香川県善通寺市)で生まれたという弘法大師は、大陸から本格的な密教の教えをもたらし、千年以上もの間、日本仏教界に圧倒的な影響を与えてきました。四国八十八箇所霊場は、四国にある弘法大師ゆかりの八十八ヶ寺の総称で、その霊場を巡る巡礼者は特に「お遍路さん」と呼ばれ、脈々と続く真言密教の法灯を守り伝えています。その遍路...

安養寺(東京)・丈六の薬師如来

東京の神楽坂近辺へ行くと、いつも必ず立ち寄るお寺があります。JR飯田橋駅の改札を出て神楽坂を上り、ちょうど大久保通りと交わる交差点の角にさしかかると、そのお寺は見えてきます。新宿区の安養寺です。なぜ私がこちらのお寺に強く惹かれるかというと…その秘密はこの階段の先に。小さなお堂いっぱいに坐っていらっしゃるのは、大きな大きな丈六の薬師様です。丸いお顔に、夏蜜柑のような薬壺を大切に両手で持っておられるご...

等覚院(埼玉)・鎌倉期の阿弥陀如来

熊谷市内のお寺を参拝した後は東松山市へ。熊谷駅から川越駅まで電車で向かい、そこからバスに乗り換えました。(※路線バスは川越駅と東松山駅間を結んでいる為、東松山駅からもアクセス可能です)車中から川越の古い街並みを眺めていると、やがてバスは交通量の多い国道254号線へと入ってゆきました。この道は川越道と呼ばれており、江戸期には五街道に準ずるほどの重要な陸路だったそうです。30〜40分ほど揺られてバスを降り、そ...

妻沼聖天(埼玉)・華麗な極彩色世界

8月のとある日、無謀にも(?)日本屈指の猛暑地である、埼玉県熊谷市へとやってきた私。今年本殿が国宝に指定されて話題になった、妻沼聖天をお参りするのが一番の目的でした。熊谷駅からバスに揺られること20〜30分、聖天前で下車し、炎天下のなか数分ほど歩いて行くと、壮麗な貴惣門が見えてきました。妻沼聖天の歴史は平安末期にまで遡ると伝えられており、のちに歴代の武将や徳川家からの篤い帰依を受けて隆盛を極めたそうで...

源宗寺(埼玉)・二体の大仏

少し前のことになりますが、よく晴れた8月のある日、早朝の電車を乗り継いで埼玉県熊谷市へと向かいました。電車に揺られること2時間以上。やっと着いたJR熊谷駅を降りた途端、じりじりと焼きつけるような強烈な暑さに襲われ、ここが日本一の猛暑地であることを思い出しました。なんとわざわざ真夏の晴天の日に、日本一暑い場所へ来てしまっていたのです(笑)駅近くでレンタサイクルを借り、真夏の強い日差しを浴びながら市街...

左サイドMenu

プロフィール

ちー

Author:ちー
読書と音楽、そして仏像をこよなく愛しています。

最新記事

カレンダー

10 | 2012/11 | 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

右サイドメニュー

検索フォーム

QRコード

QR