仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

Archive [2013年02月 ] 記事一覧

成相寺(兵庫)・一木の薬師如来

徳島県内から鳴門海峡を渡って、淡路島へ。 大鳴門橋を下りるとそこは兵庫県です。 南あわじ市の成相寺は1243年に高野山の僧・実高が創建したと伝えられる古刹で、往時は大伽藍が広がる大寺でしたが、後に衰微、乗源により再興されました。 こちらのお寺には創建よりずっと古い、平安初期の薬師如来様が伝えられています。 像高156cm、榧の一木造です。頭部から蓮肉までが一木で彫られており、非常に重厚感があります。 特に印象...

蓮蔵院(千葉)・聖観音御開帳

少し前のことになりますが、千葉県市原市にある蓮蔵院の御開帳へ行ってきました。 私が初めてこのお寺を知ったのは、数年前に美術評論家・丸山尚一さんの本を読んだ時でした。 自分の住む房総の地に平安期の聖観音像が伝えられている、しかもそれは珍しい白木の鉈彫り像であるらしい。とても興味を持ったものの、通常は33年に一度のみ開帳される秘仏であるため、半ば拝観を諦めていました。 ところが2012年がその御開帳年に当たる...

東林院(徳島)・藤原期の弥勒菩薩

井戸寺参拝のあと、鳴門市の東林院へと向かいました。東林院は奈良時代に行基によって建立されたと伝えられる古刹です。かつては末寺16ヶ寺を持つ大寺であったといいますが、江戸時代に大火に遭い、伽藍の大半が失われてしまいました。「ゲロゲロゲロ…」おやっ?可愛らしいカエルの親子です(笑)。事前にお願いをして、こちらのお寺に安置されている、藤原期の弥勒菩薩様を拝観させていただきました。像高96cmで桧の寄木造。鼻...

井戸寺(徳島)・一木の貞観仏

東照寺参拝の後は、同じ徳島市内にある井戸寺を参拝しました。四国八十八箇所霊場の第十七番札所として有名な井戸寺の創建は古く、寺伝によると、673年に天武天皇の勅願寺であった「妙照寺」が前身であるとされています。後の815年に弘法大師がこのお寺を参拝した際、檜の十一面観音像を彫ってお堂に安置しました。大師はまた、この土地の人々が水不足で困っていることを憐れまれ、自らの錫杖で地面を掘ったところ、一夜にして水が...

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