仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

Archive [2014年01月 ] 記事一覧

宝聚寺(千葉)・宋朝風の釈迦如来

山武市内社寺特別公開、次は山武市の宝聚寺を参拝しました。お寺の一画に収蔵庫があり、その前に特別公開の幟が立てられていました。中にいらっしゃったのは通肩に衣をまとったお釈迦様です。像高57.1cm、ヒノキの寄木造。目には玉眼がはめ込まれています。特に印象的だったのは複雑に彫られた朱色の衣でした。この独特の色合いは弁柄という塗料から生まれているそうです。台座に垂れた衣などに宋朝風の影響が表れており、このこ...

宝金剛寺(千葉)・一木の十一面観音

昨年の秋、千葉県の山武市内社寺特別公開に行ってきました。まず最初に参拝したのは佐倉市の宝金剛寺。山武市内のお寺ではありませんが、協力寺院ということで、特別に平安期の観音像が公開されていました。向かって左が十一面観音立像、右が薬師如来坐像。観音様の像高は63cm、榧(推定)の一木造です。もともと彩色を施さない素地仕上げの像で、壇像様彫刻の影響を受けて造られたと考えられています。優しいお顔、ふっくらしたお...

立川不動(山梨)・丈六の不動明王

大善寺参拝の後、電車で石和温泉駅へ。そこからレンタサイクルを借り、笛吹市の立川不動へ向かいました。線路沿いにある小さなお堂の中には…勇壮な丈六のお不動様がいらっしゃいました。なんと像高は255cm!造像は平安後期と推定されていますが、いつからここに祀られるようになったのか、はっきりとしたことはわかっていません。驚くべきはこれだけの大きさでありながら、頭と体の幹部はヒノキの一木から彫られているということで...

あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます!昨年は11の都道府県を駆け巡り、各地で素晴らしい御仏たちにお会いしました。旅をして何よりも強く心に残るのは、仏像を守っていらっしゃるお寺や地元の方々の存在です。仏像が単なる木や石以上の存在になるのは、沢山の人々の信仰や想いを受けてきたからに他なりません。私はそうした歴史や物語を感じるとき、その重みにただひたすら圧倒されてしまうのです。その一瞬の感動を求めて、旅を続けて...

左サイドMenu

プロフィール

ちー

Author:ちー
読書と音楽、そして仏像をこよなく愛しています。

最新記事

カレンダー

12 | 2014/01 | 02
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

右サイドメニュー

検索フォーム

QRコード

QR