仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

Archive [2014年05月 ] 記事一覧

南洲寺(鹿児島)・平安期の不動明王

鹿児島のシンボルと言えば、やはり桜島でしょう。標高1,117mであるこの火山島は、鹿児島湾にどっしりとそびえ立ち、その雄大かつ美しい山容で、仰ぎ見る者の心を魅了します。桜島は現在も活動を続ける活火山であるため、鹿児島市内の至る所に火山灰が降り積もっていました。こちらは鹿児島市街地に位置する南洲寺です。 入口には石の仁王様がいらっしゃいました。どこかユーモラスで可愛らしいですね。境内の隅に小さなお堂があり...

岩堂観音(鹿児島)・秘境の阿弥陀三尊

今回の目的地を九州南部に決めた時、最も大変だったのは、参拝するお寺を探すことでした。鹿児島県は明治期の廃仏毀釈がとりわけ激しかった地で、数多くの貴重な仏教美術が破壊されたり、散逸してしまったのです。苦労して調べてゆくうちに偶然その存在を知ったのが、霧島市の岩堂観音。人里遠く離れた山中にあるために廃仏毀釈の難を逃れたという、奇跡の仏教史跡です。熊本県内からレンタカーで南下し、霧島市へと入りました。と...

願成寺(熊本)・鎌倉期の阿弥陀如来

湯前町からレンタカーで南下すること約40分。人吉市の願成寺を訪ねました。鎌倉時代に相良家によって創建された、熊本県屈指の古刹です。相良家は古くから人吉地方を支配してきた名家で、鎌倉時代に当地の地頭に任ぜられた後に戦国大名へと成長し、江戸時代に入っても領主として君臨し続けました。願成寺はその歴代相良家の菩提寺だったため、境内には数多くの貴重な文化財が残されています。本尊の阿弥陀如来坐像は国指定の重要文...

城泉寺(熊本)・萱ぶき屋根の阿弥陀堂

少し前のことになりますが、昨年の10月に鹿児島・熊本旅行へ行ってきました。これからしばらくの間、その時の参拝記を書こうと思います。まず最初に参拝したのは熊本県湯前町の城泉寺。のどかな田園地帯の脇道を歩いてゆくと…萱ぶき屋根の阿弥陀堂が目の前に現れました。まるで大きな帽子をかぶっているようで、とても可愛らしいですね。鎌倉時代に建立されたお堂は、この地方を支配していた豪族が自らの極楽往生を願って建てたと...

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