仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

Archive [2014年08月 ] 記事一覧

慈恩寺(山形)・弥勒菩薩御開帳

約一年ぶりに寒河江市の慈恩寺を参拝しました。慈恩寺は東北屈指の古刹で、慶派仏師による十二神将など、数多くの文化財を有することで知られています。今回一番のお目当ては、数十年ぶりに行われた本尊・弥勒菩薩坐像の御開帳。以前からずっと楽しみにしていたので、境内に足を踏み入れた時には期待で胸が高鳴っていました。御開帳が行われている本堂は1618年の建立で、国の重要文化財に指定されています。梅雨の時期で天候が安定...

紀三井寺(和歌山)・日本最大の木像立像

紀州旅行の最後に、和歌山市の紀三井寺を参拝しました。紀三井寺は西国三十三所の第二番札所で、数多の巡礼者たちの篤い信仰を集めてきた古刹です。お寺の名は、境内にある三つの井戸(吉祥水・清浄水・楊柳水)に由来しており、この三井水は環境庁が発表した名水百選にも選ばれているそうです。本尊である十一面観音立像は秘仏のため拝観できませんが、このお寺で有名なのが、こちらの仏殿に安置されている観音様。中に入ってみる...

地蔵峰寺(和歌山)・峠の地蔵さん

善福院参拝のあと、うねうねと曲がりくねった山道を上り、藤白峠にある地蔵峰寺を参拝しました。藤白峠は有名な熊野古道の塔下王子(※王子とは熊野大神の御子を勧請した土地)があった場所で、古くから熊野詣の重要な巡礼地として栄えてきました。室町時代に建てられた地蔵峰寺の本堂の中には…大きな大きな石のお地蔵様がいらっしゃいました。像高3.17mで鎌倉期の作。驚くべきはこれだけの巨像でありながら、砂岩の一材から彫りだ...

善福院(和歌山)・鎌倉期の禅宗様建築

有田川町を離れて南下し、和歌山県の海南市へと向かいました。やがて見えてきたのは和歌浦湾です。海岸線をしばらく走っている間に、いくつもの漁港を通り過ぎました。このあたりは豊かな漁場なのでしょう。その和歌浦湾にある下津港から程近い丘を上ってゆくと、善福寺の釈迦堂にたどり着きます。1215年に栄西が廣福寺五ヶ院の一つとして創建したという古刹で、かつては七堂伽藍が建ち並ぶ大寺でした。唯一現存しているこちらの釈...

歓喜寺(和歌山)・一木の地蔵菩薩

和歌山県中北部を流れる有田川流域には、数多くの寺社仏閣が点在しています。有田川町の歓喜寺もその一つ。『往生要集』の著者・源信が寛和2年(986年)が開創したと伝えられる古刹です。重要文化財の仏像は収蔵庫に安置されているため、事前にお願いをして拝観させていただきました。 (※お寺パンフレットより)こちらは阿弥陀如来坐像。像高72.7cm、寄木造。螺髪の形状、衣文の彫りなどから、南北朝時代の作と推定されています...

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