仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

Archive [2014年10月 ] 記事一覧

西方寺(神奈川)・平安期の阿弥陀如来

先日、横浜市の西方寺を参拝しました。西方寺は建久年間(1190)に勝賢僧正が開創したと伝わる古刹で、当初は鎌倉にありましたが、のちに現在の地へと移されました。丁寧に手入れされた芝生の間に延びる石段を登ってゆくと…正面に本堂が見えてきました。重厚感に溢れた茅葺屋根で、お寺の風格と歴史を感じさせます。平成に入ってから行われた解体修理の際、享保六年(1721)に建てられたことが判明したそうです。お堂の中には優し...

霊樹寺(埼玉)・一木の釈迦如来

医王寺参拝のあと埼玉県内を北上し、東武伊勢崎線の鷲宮駅へ。住宅街を歩いてゆくと、その一画に庚申塔がありました。すぐ横には民家が建っており、ちょっと不思議な光景です。やがて霊樹寺(久喜市)が見えてきました。本堂にいらっしゃったのは、平安末期~鎌倉期の作と推定されるお釈迦様です。像高87.2cmでケヤキの一木造。もとは近くにある鷲宮神社の別当寺・大乗院に安置されていましたが、明治期の神仏分離の際、こちらのお...

医王寺(埼玉)・平安期の胎蔵界大日如来

先日、久しぶりに埼玉のお寺巡りをしてきました。まず最初に参拝したのは、さいたま市の医王寺。JR中浦和駅から閑静な住宅街を歩いて向かいます。10分ほど行ったところで医王寺に辿り着きました。こちらのお寺には平安期の大日如来坐像が伝えられています。現在は収蔵庫に安置されているということで、事前にお願いをして拝観させていただきました。中にいらっしゃったのは、法界定印を結ぶ胎蔵界の大日如来様でした。像高110cm...

堂森善光寺(山形)・見返り阿弥陀

レンタサイクルで上杉神社、米沢城址をめぐったあと、米沢市郊外へと向かいました。米沢盆地の美しい田園地帯を走り抜けてゆきます。やがて見えてきたのが…堂森善光寺の仁王門です。堂森善光寺は米沢きっての古刹で、この地域の阿弥陀信仰の拠点として栄えてきました。詳しい文献等は残っていないものの、境内にある梵鐘に大同二年(807)の銘が刻してあることから、平安時代以前に開山された可能性が高いようです。お寺のある堂森...

昌伝庵(山形)・室町期の大日如来

山形駅から奥羽本線に乗って南下すること約45分。上杉家の城下町として名高い、米沢へと向かいました。まず最初に参拝したのは昌伝庵。上杉家統治以前に米沢を統治していた伊達氏が1508年に開創した古刹です。こちらのお寺には創建より更に古い、室町初期の大日如来坐像が伝えられています。事前にお願いをして拝観させていただきました。割矧造で像高78.5cm。胎内の墨書銘により、1360年に兵部法眼円慶および式部法橋宗祐が作っ...

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