阿智神社(岡山)・倉敷の総鎮守

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瀬戸内海沿岸に広がる倉敷市は、岡山県で二番目、中国地方でも三番目の人口を擁する中核都市です。
古くから水運の要衝として栄え、江戸期には幕府の天領とされたことから、年貢米の集積地としての機能も担い、倉敷川流域には多くの蔵屋敷が建てられました。
現在はコンビナートを中心とした工業都市としても発展しており、西日本で大阪に次ぐ工業生産高を誇っているそうです。

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そして倉敷と言えば、やはり美しい町並みでしょう。
倉敷美観地区は、江戸期に建てられた建築物が現在でも残っていることで知られ、週末には多くの観光客で賑わいます。
町の中心を流れる倉敷川には木船が浮かび、江戸情緒を感じさせてくれました。

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この昔ながらの通りを抜けて中心部から15分ほど歩き、小高い丘を登ってゆくと…

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倉敷の総鎮守である阿智神社が見えてきました。

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社伝によると、阿智神社は渡来系の阿知使主の一族が作った庭園をその前身としています。
彼等は製鉄や機織、土木等の先進文化を担う技術集団として来日し、日本最古の蓬莱様式の古代庭園を造ったと伝えられています。
こちらの神社の主祭神は宗像三女神。
海上交通の守護神として、倉敷の人々から篤い信仰を集めてきました。

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小高い丘の上にある境内からは、倉敷の町並みが一望できました。

2014.9.25
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五流尊瀧院(岡山)・修験道の古刹

山陰旅行の最終日に百名山の大山に登る予定でしたが、台風が上陸したため、急きょお寺巡りをすることにしました。
そこで目的地として決めたのが、かねてから気になっていた岡山県の倉敷です。

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まず最初に参拝したのは五流尊瀧院。
創建が奈良時代にまでさかのぼると伝わる、修験道の古刹です。

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五流という不思議な名は、役行者の弟子であった5人の修験者たちがこの地にそれぞれ寺院を建立したという言い伝えにちなんでいるそうです。

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本尊は鎌倉期の十一面観音立像で、事前にお願いをして拝観させていただきました。
像高はほぼ等身、150cmほどでしょうか。
お腹はふっくらと膨らみ、木の温かさが伝わってくるような、素朴な美しさを持つ観音様です。
表情がやや厳しいのは、修験道の仏ゆえなのかもしれません。
体の所どころに彩色が残っており、造像当時は華やかな衣を纏っておられたことがわかりました。

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こちらは江戸時代に建立された三重塔で、県の文化財に指定されています。

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お寺のすぐ近くには熊野十二社権現の社殿がありました。
かつて五流尊瀧院は熊野神社と寺院とが一体となった神仏習合のお寺でしたが、明治期の神仏分離令を受けて別々に分けられたそうです。

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周辺を歩いていたところ、かつて五流の一院として繁栄を極めた五流建徳院の跡地を見つけました。
現在は草木が生い茂っており、長い時の流れ、栄華の移り変わりをしみじみと感じます。

2014.9.25

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足立美術館(島根)・美しい日本庭園

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今回の山陰旅行の際に、お寺巡りとあわせてどうしても行きたかったのが、安来市にある足立美術館です。
地元出身の実業家・足立全康によって1970年(昭和45年)に開館された私立美術館で、横山大観、北大路魯山人など、近代日本の優れた芸術家たちの作品を有しています。
そしてこの美術館で特に有名なのが…

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徹底的に手入れされた、広大な日本庭園です。
庭園はなんと総面積5万坪にも及び、創立者である足立全康本人が全国を歩いて庭石や植物を集め、庭造りを指揮しました。
米国の日本庭園専門雑誌『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』が行っている日本庭園ランキングでは、なんと10年連続で庭園日本一に選出されています。
また『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』でも三つ星を獲得しているそうです。

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大きな窓に縁どられた庭園は、さながら美しい日本画のよう…。
その素晴らしさに、周囲から感嘆の声が聞こえてきます。
私が訪れたのは夕方だったため、館内には人がそれほど多くはなく、ソファーに座ってゆっくり庭を眺めることができました。

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美術館を堪能したあと周辺を歩いていると、目の前に大きな看板が立っているのに気が付きました。
…どじょうすくいグッズ専門店?

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せっかくなので行ってみることに。

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店内には、どじょうすくいグッズがズラリ。
そう、安来は「どじょうすくい」で有名な安来節発祥の地なのです。

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DVDやビデオも売っていました。



お店を出た後、せっかくなのでYoutubeで安来節の映像を見ていたら…

出演している男性がさっきの看板の人と同一人物だっ!!

しかもこの御方、安来節全国優勝大会師範どじょうすくいの部3年連続全国優勝の達人とのこと。
安来節のどじょうすくいを初めてきちんと見ましたが、ユーモアがあって面白く、何度も繰り返し映像を再生していました。
ひょんなことから安来節に興味を持つことになるなんて、旅の良さってこういうところにあるのかもしれませんね。

2014.9.24

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ブログ5周年

気が付けば、ブログを初めて5年が過ぎていました。
始めた当初は最低でも半年続けることを目標としていたので、5年もの間ブログを書き続けられたことに、自分でも少し驚いています。
なかなか頻繁には更新できませんが、これからも少しずつ、自分なりに続けていきたいと思っています。
ブログを見てくださっている皆様、いつも本当にありがとうございます。
今後ともお付き合いのほどよろしくお願い申しげます。

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