仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

Archive [2016年02月 ] 記事一覧

日本寺(千葉)・房総の磨崖仏(2)

階段は更に急こう配になり、奥へ奥へと続いてます。歩いていると周囲から「疲れた~!」「もう膝がガクガクだ!」などという声が聞こえてきました。山のあちこちに岸壁をくり抜いて作られた穴があり、そこには五百羅漢、観音、天部など、様々な仏像が安置され、いずれも小さい像ながら、なかなか見応えがあります。息を切らせながら更に歩いてゆくと…きたー!!!ついに展望台まで辿りつきました。眼下に広がるのは美しい東京湾、...

日本寺(千葉)・房総の磨崖仏(1)

先日、数年ぶりに房総半島の鋸山に登ってきました。快晴の空の下、東京湾沿いに続く国道16号線をひた走ります。ところが連休中ということもあって、国道は途中から大渋滞。通常の倍以上の時間をかけて、なんとか登山口までたどりつきました。房総で生まれ育った私にとって、鋸山は過去に何度も登ったことのある、とても馴染み深い山です。今回は初めてロープウェイを使わずに麓から歩いて登ることにしました。鋸山は千葉県安房郡鋸...

常念寺(京都)・一木の菩薩立像

一泊二日の関西旅行の最後は、京都府の精華町へ。お寺の最寄り駅は新祝園(しんほうその)。かなりの難読地名ですよね。この日は時間がなくて参拝できませんでしたが、近くに祝園神社という神社があるらしく、平安時代の文献にも名を連ねているほどの古社なのだそうです。その新祝園駅から長閑な田園地帯を通りぬけ、歩くこと約15分。精華町の常念寺が見えてきました。常念寺の創建について詳細はわかっていませんが、境内に鎌倉時...

極楽寺(京都)・快慶の阿弥陀如来

宇治駅からJR、近鉄と乗り継ぎ、富野荘駅へ。木津川の流れからも程近い、城陽市の極楽寺を参拝しました。こちらのお寺には快慶作の阿弥陀如来立像が伝えられているということで、事前にお願いをして拝観させていただきました。 (⇒城陽市観光協会のHPはこちら)桧材で像高79.5cm。鎌倉期の作。眼には玉眼をはめています。像内から発見された古文書に「過去法眼快慶」と記されており、鎌倉時代の名仏師・快慶の作であることが判...

宇治上神社(京都)・源氏物語の舞台

関西旅行の二日目は京都府内を巡ることに。数年ぶりに宇治の平等院を参拝したあと、歩いて宇治川を渡りました。そして宇治といえば、『源氏物語』の宇治十帖。光源氏の息子・薫の君と宇治の姫君たちが織りなす、儚くて切ない恋の物語です。日本三古橋にも数えられるという宇治橋には、紫式部像も安置されていました。橋を渡ったあと、川の流れに沿って更に進むと、やがて「さわらびの道」と呼ばれる小道へと入ってゆきます。大きな...

金剛峯寺(和歌山)・弘法大師坐像御開帳

2015年は高野山開創1200年の年だったため、高野山真言宗総本山である金剛峯寺で、本尊・弘法大師坐像が16年ぶりに公開されました。金剛峯寺の寺号は弘法大師自身が名付けたと伝えられており、かつては高野山全体を指していましたが、明治期に青巖寺と興山寺が合併されて総本山寺院となったことから、高野山真言宗の管長が住むこの寺院のことを特に指すようになったそうです。御本尊は主殿の持仏の間に安置されていましたが、周囲が...

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