仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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ちー

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花の窟神社(三重)・巨岩のご神体 2017-02-28-Tue

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産田神社を参拝した後は、歩いて15分ほどのところにある花の窟神社へ。
こちらも日本神話の舞台となっている、日本屈指の古社です。
『日本書記』によると、イザナミノミコトは火の神の出産時に死亡し、「紀伊国の熊野の有馬村」に埋葬されました。
そのイザナミノミコトを祀ったのが、花の窟神社の始まりとされています。
花の窟という不思議な名前は、この神社で季節の花を神前に供えたことから呼ばれるようになったそうです。

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面白いのは、巨岩そのものがご神体である磐座(いわくら)として崇められており、社殿が存在しないということ。
そのため参拝者は岩の前に置かれた小さな拝所で祈りを捧げます。

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約45mある大きな岩の天辺には二つの顔のような岩が並んでいました。
そこから縄が結び付けられ、細い注連縄のような紐が垂れています。

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参拝を終えて道を歩いていると、境内の隅にぐるぐると縄を巻かれた杭のようなものを見つけました。

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そこから上を仰ぎ見ると、縄は奥へ奥へと延び、岩へとくくりつけられています。
毎年2月と10月に御縄掛け神事が行われ、種々の季節の花々や扇子等を結びつけたものを約170mの縄に吊して、御神体から松の御神木にわたすそうです。

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神社のすぐ横に広がるのは熊野灘。
晴天を映しこむかのように、海は青く輝いていました。

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こちらは神社から歩いて10分ほどのところにある獅子巖です。
形が獅子のように見えることからこう名付けられたとのこと。
確かに言われてみると、獅子の横顔のようにも見えます。
とても面白いですよね。

2016.4.29

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産田神社(三重)・日本神話の地 2017-02-23-Thu

少し前のことになりますが、去年の4月に三重・和歌山・奈良の三県を旅行してきました。
熊野古道の伊勢路を歩き、そこから南紀をぐるりと電車で巡る旅です。

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都内から深夜発の高速バスに乗り、三重県の熊野市駅へ。
早朝にバス停へ降り立ち、そこから歩いて15~20分ほどのところにある産田神社へと向かいました。

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産田神社(うぶたじんじゃ)は日本書紀にも記録が残っているという、非常に古い歴史のある神社です。イザナミノミコトが火神を産んだ場所とされており、安産守護や子を授かる神社として信仰を集めてきました。
境内で弥生式土器が発見されていることから、この周辺では弥生時代から稲作が行われ、集落が作られていたと考えられています。海が近く、温暖な気候のこの地域は、人々が定住するのにうってつけだったのでしょう。

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神社の創建は崇神天皇の御代とされていますが、天正年間に兵火により社殿が焼失したため、詳しいことはわかっていません。
面白いのは、ここが「さんま寿司発祥の地」とされていること。
看板によると、神社の祭事の際に「ホウハン」と呼ばれる、さんまを乗せたご飯が出されることから、こう呼ばれるようになったようです。

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早朝だったこともあり、周辺には誰もいません。
白い玉石が敷き詰められている境内は、ひっそりと静寂に包まれていました。

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参拝を終えて次の目的地へ向かう途中、田植えを終えたばかりの田圃が広がっていました。
弥生時代からこの地で行われていた稲作が、今なおこうして受け継がれていることに、深い感慨を覚えずにはいられませんでした。

2016.4.29

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東長寺(福岡)・福岡大仏 2017-02-19-Sun

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再び博多駅へと戻り、そこから歩いて10分ほどのところにある東長寺を参拝しました。

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寺伝によると東長寺の創建は平安時代にまで遡り、大同元年(806年)に空海が唐から帰国して博多に滞在した際、この地にお寺を建立したのが始まりとされています。
ご本尊は千手観音立像ですが、秘仏のため通常は拝観できません。

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そのため今回は、福岡大仏と呼ばれるお釈迦さまを拝観させていただきました。

福岡大仏

(⇒HP博多の魅力より)

どーーーんっ!!!
事前にある程度の予備知識はあったものの、想像以上の迫力にビックリ。
像高は驚愕の10m、重さ30トンもあります。
数年がかりで造像され、平成4年(1992年)に完成されました。
更に驚くべきはこれだけの大きさにも関わらず、木彫仏であるということです。
大仏の台座には空間があり、地獄・極楽めぐりができるようになっていました。
これだけの巨大仏が平成になっても造像されているとは驚きです。

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境内には立派な五重塔も建てられていました。

2016.4.23

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筥崎宮(福岡)・筑前国の一宮 2017-02-10-Fri

宗像市から電車で福岡市へ。
筑前国一宮である筥崎宮を参拝しました。

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社伝によると、筥崎宮の創建は平安時代にまで遡り、延喜21年(921)に醍醐天皇が「敵国降伏」宸筆を下賜され、この地に壮麗な御社殿を建立したのが始まりとされています。
鎌倉期の元寇の際に敵国降伏の祈願をしたところ、神風が吹いて勝利をおさめたことから、厄除・勝運の神として信仰を集めました。

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参拝を終え、境内を歩いていると、拝殿の横に建物があるのに気づきました。
中に人影らしきものが見えます。

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わわわ!!!
中には巨大な木彫像が安置されていました。
私の貧弱な写真では伝わりにくいのですが、とにかく大きい!
なんと像高は驚きの6m。
元寇の際に敵国降伏の祈願をされた亀山上皇の御姿とのこと。
福岡県出身の彫刻家・山崎朝雲の作で、博多区の東公園内にある亀山上皇の銅像の原型として造像されたそうです。
明治37年(1904)に完成した比較的新しい像ですが、福岡県の文化財に指定されていることからも、その芸術性の高さがわかります。

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参拝を終えて周辺を散策していると、まっすぐ伸びる参道にはいくつかの鳥居が並んでおり、その一番奥に海がかすかに見えました。
せっかくなので海を目指して歩いて行くことに。

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辿り着いた赤い鳥居のすぐ前には博多湾が広がっており、車が行き交う道路の横に、沢山の漁船が停泊していました。

2016.4.23

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