岡寺(奈良)・塑像の如意輪観音

更に上り坂を登っていくと、ますます坂は急こう配になり、息を切らせながら自転車を押して歩きました。
やっとのことで岡寺の駐輪場へ辿り着き、ほっと一安心。

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岡寺は西国三十三所第7番札所として有名な古刹で、奈良時代に義淵僧正が建立したと伝えられています。
参拝したのがゴールデンウィーク中だったため、境内は沢山の人で賑わっていました。

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仁王門は慶長17年(1612年)に建てられたもので、国の重要文化財に指定されています。
さすが西国札所だけあって、中にいらっしゃる仁王様も貫禄たっぷりです。

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岡寺のご本尊は、なんと像高4.6mもある如意輪観音様。
奈良時代の作で、日本最大の塑像なのだそうです。

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まず目を奪われるのはその大きさですが、はっきりした目鼻立ち、引き締まった体躯に、他にはない存在感と個性を感じます。
唇に紅が塗られていることから、かつては全身に彩色が施されていたのかもしれません。
現在は結跏趺坐のお姿ですが、台座内部の調査結果から、造像当初は左足を踏み下げて坐る半跏像であったと考えられているそうです。
この観音様は日本・中国・インド三国の土を使って造られたと伝えられており、それまで本尊とされてきた金銅如意輪観音像が胎内に納められていましたが、現在その金銅像は京都国立博物館へ寄託されています。

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高台にある境内からは明日香村の風景が一望できました。

2016.5.1
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