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仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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ちー

Author:ちー
読書と音楽、そして仏像をこよなく愛しています。

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光雲寺(長崎)・渡来仏の釈迦如来 2017-12-30-Sat

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福済寺から市街地を通って15分ほど歩くと、大祭「長崎くんち」で有名な諏訪神社が見えてきました。
その諏訪神社のすぐ近く、川沿いにマンションやビルが建ち並ぶ一画に、曹洞宗の寺院・光雲寺があります。

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光雲寺は僧・行基が創建したと伝わる古刹ですが、天正2(1574)年にキリシタン大名の大村純忠が神仏両道を禁止したため、その時に堂宇は徹底的に壊されてしまったそうです。
江戸期に入り、曹洞宗の僧・松雲宗融がお寺を現在の場所に移して再興しました。
 
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御本尊はお釈迦様で、明時代の渡来仏とのこと。
国際的な貿易港であった長崎らしい仏様ですよね。

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像高はおそらく50~60cmほどでしょうか。
穏やかな表情に、ほっそりとした体つきで、とても優美な印象を受けます。

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お寺の方のお話によると、文殊・普賢菩薩様はその像容がお釈迦様と少し異なるため、元々は別の仏像の脇侍だった可能性が高いと考えられているそうです。

2017.2.3

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福済寺(長崎)・長崎観音 2017-12-14-Thu

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聖福寺を参拝した後、住宅地の中に続く細い路地を歩いていくと、大きな観音様が見えてきました。

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わわわ!
近づいてビックリ、なんと亀の甲羅の上に立っていらっしゃいます。
その名も長崎観音。
崇福寺、興福寺とともに「長崎三福寺」として知られる、福済寺の巨大観音です。

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福済寺は1628年(寛永5年)に建立された唐寺で、本堂等の建物は戦前に国宝指定を受けていましたが、残念なことに原子爆弾投下で焼失してしまいました。
この観音様は原爆被災者と戦没者の冥福を祈るため、1979年(昭和54年) にかつての本堂跡に造られました。

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よく見ると亀の細工も非常に凝っています。

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ん?
フーコーの振り子??
観音様の足元に不思議な看板が立ってたので、地下へ降りてみることに。

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地下にはとても大きな振り子が置いてありました。
金色に輝く、ボーリング大くらいの振り子が静かに動いています。

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説明によると、レニングラード、パリに続き、世界で三番目に大きい振り子なのだとか。
物凄いスケールの大きさですね。

2017.2.3

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聖福寺(長崎)・笑う布袋様 2017-12-10-Sun

今年の2月上旬、長崎と佐賀のお寺巡りをしてきました。
長崎県を旅するのは実に十数年ぶり。
とても思い出深い旅となりました。
しばらくの間、その時のことを書こうと思います。

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まず最初に参拝したのは、長崎市にある聖福寺です。

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聖福寺は日本に黄檗宗を伝えた隠元の孫弟子・鉄心道胖を開山とし、1677年(延宝5年)に創建されました。
長崎三福寺である興福寺、福済寺、崇福寺と合わせて「長崎四福寺」とも呼ばれており、長崎を代表する唐寺の古刹として有名です。

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天王殿と呼ばれる門には、朗らかに笑う布袋様がいらっしゃいました。
お寺では弥勒菩薩として信仰されています。
中世以降、中国で布袋は弥勒菩薩の化身と考えられ、それが日本にもたらされたようです。

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そのすぐ近くにいらっしゃったのは韋駄天様。
布袋の姿をした弥勒菩薩と韋駄天は、有名な京都・萬福寺にも安置されているので、黄檗宗のお寺ではポピュラーな組み合わせなのかもしれません。

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そしてご本尊は金色に輝くお釈迦様でした。
脇侍は迦葉と阿難のようです。
訪れたのが平日の午前中だったせいか、境内には私以外誰もいません。
お堂に設けられた椅子に座り、異国情緒溢れる建物をゆっくりと眺めていました。

2017.2.3

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壬生寺(京都)・截金の地蔵菩薩 2017-12-02-Sat

関西旅行の最後に、冬季特別公開をしていた壬生寺を参拝しました。

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京都市街地にある壬生寺は、大宮駅から徒歩で10分ほど。
正暦2年(991)に園城寺(三井寺)の快賢僧都が創建したと伝わる古刹で、新選組ゆかりの寺としても知られています。
新選組は壬生寺の境内に兵法調練場を設け、武芸などの訓練を行っていたそうです。

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今回の私のお目当ては、本尊・地蔵菩薩立像の特別公開でした。

IMGP5615.jpg (※看板より)

像高166cmで一木造、藤原期の作と推定されています。
ご本尊は本堂中央の厨子に安置されており、少し距離があったのですが、衣に美しい截金が施されていることがよくわかりました。
このお地蔵様は、本堂再建の際に奈良・唐招提寺から招来されたのだそうです。
それもなるほどと頷ける、堂々たるお姿でした。

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こちらは境内にある狂言堂。
今回の特別公開では、この狂言堂の中にも入ることが出来ました。

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新選組で有名な壬生寺の近くには、「誠」の旗があちこちに掲げられています。
どうやら歴女の皆さんに人気があるらしく、通りは多くの観光客でにぎわっていました。

2017.1.7

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