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仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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ちー

Author:ちー
読書と音楽、そして仏像をこよなく愛しています。

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鳥居観音(埼玉)・壮大すぎる仏ワールド(1) 2018-09-15-Sat

先日、埼玉県のお寺巡りをしてきました。
まず最初に向かったのは飯能市の鳥居観音です。

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カーナビでお寺まで向かっていると、小高い丘の上に巨大な観音像が建っているのが見えてきました。

IMGP9039.jpg

山門に辿り着いてビックリ!
看板の案内によると、ここから巨大仏までは車で5分、徒歩だと何と40分もかかるとのこと。

map_201711262210576b0.jpg 
(⇒鳥居観音HPより)

どうやら小高い丘まるごとがお寺の境内になっているようです。
当初、拝観に1時間くらいを見積もっていたのですが、これでは到底足りません。
せっかくここまで来たのだからと、その後の予定を変更して徒歩で参拝することにしました。

IMGP9045.jpg

まずは本堂でお参りです。

IMGP9056.jpg

中には極彩色の観音像がずらりと並んでいました。
お寺の方のお話によると、なんとこれらの像は創建者の平沼彌太郎氏が自ら造像にあたったそうです。
平沼氏は埼玉銀行頭取として活躍した名士で、参議院議員を務めた政治家でもありました。

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鳥居観音には県の文化財に指定されている阿弥陀如来像が安置されており、当初の主な目的はその如来像を拝観することにあったのですが、残念ながらこのときは宝物館が閉館していたため、拝観は叶いませんでした。
がっかりしたものの、ちょうど境内は紅葉の盛りを迎えていたため、美しい景色を楽しみながら歩きました。

IMGP9089.jpg

しばらく歩くと仁王門が見えてきました。

IMGP9097.jpg IMGP9091.jpg

中にいらっしゃったのは迫力ある仁王様たちです。
なぜか吽形にだけガラスがはめ込まれています。
もともと阿形にもガラス板があったのが壊れてしまっただけかもしれません。
正直、巨大仏メインの珍スポットなんでしょ?と最初は思っていたのですが、建物も仏像も本格的で、創建した平沼氏の財力や情熱がひしひしと伝わってきました。

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入口から20~30分歩いたところで、平和観音像に辿り着きました。
なんと地球の上に観音様がすくっと立っておられます。

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階段を登って周囲を見渡してみると、紅葉で赤く色づいた山のあちこちに、観音像や塔が点在していました。
まさに御仏のおわす浄土がこの奥武蔵の地に現出したかのような壮大さです。

(つづく)

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長谷寺(群馬)・鎌倉期の十一面観音 2018-09-10-Mon

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坂東三十三箇所の第15番札所として有名な、高崎市の長谷寺に参拝しました。

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長谷寺の創建について詳しい記録は残っていませんが、古くから修験道のお寺として信仰を集めていたそうです。
お寺の山号が白岩山ということからも、修験道とのつながりがわかります。

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本尊は十一面観音立像で、平安時代の作。
秘仏のため厨子が閉じられていますが、同じく県の文化財に指定されている前立像は普段から拝観することができます。

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前立像の像高は185cmで、寄木造。
鎌倉期の作と推定されています。
きりりとした表情と、バランスの良い体躯がとても美しい観音様です。

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堂内の端には、白い岩に坐った役行者の像が安置されていました。
前鬼・後鬼がこんなに高い位置に坐っているのは珍しいですよね。
なんだかとても仲が良さそうです。

2017.11.5

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満行寺(群馬)・鎌倉期の神像群 2018-09-02-Sun

妙義神社を参拝した後は、安中市の満行寺へ向かいました。

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満行寺は榛名神社の別当寺として栄えたお寺で、鎌倉期の仏像や神像が多数伝えられていることで知られています。
事前にお願いをして、本堂を拝観させていただきました。

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お堂の中央に安置されていたのが、こちらのお地蔵様。
一木造で、像高はおそらく1m強くらいでしょうか。
古様な印象を受けますが、藤原期の手法で鎌倉期に造像されたと考えられているそうです。

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体のあちこちに金箔が残っているため、造像当初は全身が金箔で覆われていたのでしょう。
お顔はふっくらとして、穏やかな表情をなさっています。

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そしてご本尊の横に安置されていたのが、こちらの神像群です。

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像高は40cm~70cmくらいで、いずれも一木造。
造像はご本尊とほぼ同じ、鎌倉期頃と推定されています。

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珍しい童形立像です。
記憶にある限りでは、このような幼い子供の神像を拝観したのは初めてのように思います。

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お寺の方のお話によると、かつて神像群はすぐそばにあるこちらの榛名神社で祀られていたそうです。

2017.11.5

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