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仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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ちー

Author:ちー
読書と音楽、そして仏像をこよなく愛しています。

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萬徳寺(千葉)・日本最大級の涅槃像 2019-02-24-Sun

DSC_1218.jpg

日本最大級の涅槃仏があるという、館山市の萬徳寺に行ってきました。

DSC_1219.jpg

常楽山萬徳寺は、国道410号線沿いの小高い丘の上に位置しています。
国道だけあって交通量はかなり多く、近くにはコンビニや住宅などが並んでいました。
こんなところに本当に巨大仏があるのだろうか。
半信半疑になりながら山道を5~6分歩いていくと、拝観受付が見えてきました。
拝観料を払い、更に奥へと進んでいくと…

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どーーーん!!!
少し開けた場所に、大きなお釈迦さまがどっしりと横になっていらっしゃいました。

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お釈迦さまの体長は16m、高さ3.75m。
重さは30tもあります。
青銅製涅槃仏としては、世界で最大級なのだとか。
なんと発願から22年もの歳月をかけ、昭和57年(1982年)に完成したそうです。

DSC_1240.jpg

すやすや。。。
晴天の下、大きな丸い枕に頭を乗せている様子は、どことなくお昼寝をしていらっしゃるようにも見えます。

DSC_1242.jpg

台座部分が螺旋状になっており、お釈迦さまの周囲をぐるぐる回っていくと、上段の足元まで辿り着く仕組みになっていました。
仏像には三十二相と呼ばれる身体的特徴があり、偏平足や、足裏に千輻輪という輪形の相が刻まれていることも、その特徴のひとつとされています。
さすがはお釈迦さま、足裏も非常に立派ですね。

2017.3.4

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小松寺(千葉)・薬師如来御開帳 2019-02-10-Sun

一年近く前のことになりますが、南房総市の小松寺を参拝してきました。
過去に何度か行ったことのあるお寺ですが、御本尊の御開帳があると聞き、久しぶりに南房総まで出かけることにしたのです。

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小松寺は役小角が創建したと伝わる南房総屈指の古刹で、かつては修験道の聖地として篤い信仰を集めました。
その後、焼失などで荒廃したものの、江戸期に入ってからは徳川家の寄進を受け、真言宗の寺院として栄えたそうです。

DSC_1181.jpg  DSC_1178.jpg

仁王門にいらっしゃったのは、大きな目をした仁王様たちでした。
おそらく近世の作ですが、生き生きとして個性的ですよね。

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御本尊は平安初期の作と推定されるお薬師様。
数年前に千葉市美術館で開催された「仏像半島」展で初めて拝観し、その独特な像容に衝撃を受けた為、ぜひお寺で再拝したいと思っていました。

小松寺
(⇒小松寺ご開帳HPより)

堂内に入ると中央の厨子に薬師如来立像が安置され、その周囲に十二神将、役行者像などがずらりと並んでいました。

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(⇒小松寺HPより)

本尊の薬師如来立像は、像高147.3cmで、平安初期の作。
房総で最古級の木彫仏と推定されています。

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(⇒小松寺HPより)

この薬師様の特徴は、何といっても、そのお体の奥行が極端に薄いことです。
千葉市美術館で開催された特別展では、横からのお姿を拝観できたので、その独特なフォルムに驚きました。
もしかしたら特別な霊木を使って彫られたのかもしれません。
造像年代の古さ、稀有な存在感など、まさしく千葉県を代表する仏像です。

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(⇒小松寺HPより)

そして小松寺でもうひとつ有名なのが、こちらの十一面観音菩薩坐像です。
珍しい銅製の観音坐像で、鎌倉初期の作。
国の重要文化財に指定されていますが、現在お寺に安置されているのはレプリカで、本物は東京国立博物館に寄託されています。
本館の常設展に時折出展されているため、過去に何度か拝観したことがあります。
整ったお顔、すっきりした体躯など、銅製とは到底思えないほど繊細な造りで、造像した仏師の並々ならぬ技量を感じました。

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境内を歩いていると、赤い鳥居を見つけました。
神仏習合の名残りでしょうか。
せっかくなのでこちらも併せて参拝することに。

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想像していた以上の山道で、紐につかまりながら少しずつ登っていきます。

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数分歩いたところに、小さな祠が建っていました。

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門を出たところには池があり、小さな島に橋がかけられていました。
現在は休憩所となっていますが、かつてはここに弁天堂があったのかもしれません。

2018.3.4

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