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仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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ちー

Author:ちー
読書と音楽、そして仏像をこよなく愛しています。

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宝生寺(新潟)・木喰の三十三観音 2019-05-24-Fri

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長岡市の宝生寺には、木喰作の三十三観音像が安置されています。
木喰は江戸末期に全国を行脚した遊行僧で、仏像千体彫刻を発願し、行く先々で個性的な一木の仏像を造像しました。

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宝生寺の三十三観音像もそのうちのひとつで、文化元年(1804)頃に当地を訪れた上人が、境内に生えていた銀杏の巨木を使って彫り上げたと伝えられています。

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(⇒にいがた観光ナビHPより)

収蔵庫内にはずらりと三十三観音像が並び、一番前の中央に、木喰の自刻像が安置されていました。残念ながら三十三観音のうち一体は明治13年の火災の際に盗難に遭ってしまった為、現存するのは三十二体です。
像高は平均で90cmほど。いずれも木喰仏らしい、親しみやすさとユーモラスさを併せ持っています。
この観音様たちにどこかでお会いしたことがあるなぁと記憶をたぐっていたところ、数年前に横浜そごう美術館で開催された円空・木喰展に何体かお出ましになっていたとお寺の方から伺い、なるほどと納得しました。数年ぶりに、しかも尊像が揃った状態で拝観できた喜びはひとしおでした。
なんと木喰上人は、これだけの仏像群を87歳の時に造像したとのこと。その途方もない情熱と行動力に圧倒されます。

2018.5.19

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西福寺開山堂(新潟)・石川雲蝶の彫刻 2019-05-19-Sun

乗蓮寺を参拝した後は、米どころとして有名な魚沼市へ向かいました。

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西福寺は1534年(天文3年)に創建された曹洞宗の古刹です。
こちらは赤門と呼ばれる第一山門で、中にはユーモラスな石の仁王様たちがいらっしゃいました。詳しい造像年代はわかりませんでしたが、おそらく近世の作でしょうか。

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さらに進んでいくと、白門と呼ばれる第二山門が見えてきます。

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白門にいらっしゃったのは、淡い色で彩色された、近代的な仁王様たちでした。
緑色の仁王様、とても珍しいですよね。山本桃楓さんという長岡市在住の仏師が造像したそうです。

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そして西福寺で特に有名なのが、こちらの開山堂。
お寺を創建した芳室祖春大和尚、曹洞宗の開祖である道元禅師を祀るため、第23世住職の蟠谷大龍により建立されました。江戸時代の名工・石川雲蝶の彫刻が堂内外に施され、その絢爛豪華さから「越後日光開山堂」と呼ばれているそうです。

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(⇒雪国観光圏HPより)

堂内には緻密な彫刻がぎっしり!
特に天井一面に広がる色鮮やかな「道元禅師猛虎調伏の図」は圧巻でした。
石川雲蝶は約6年かけてこの作品を彫ったとのこと。その優れた彫技から、江戸末期の彫刻としては珍しく、県の指定有形文化財にも指定されています。

2018.5.19

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乗蓮寺(新潟)・鎌倉期の阿弥陀如来 2019-05-12-Sun

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新潟旅行の二日目は、まず最初に三条市の乗蓮寺を参拝しました。

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乗蓮寺は、徳治2年(1307)に蓮阿上人が創建したという時宗の古刹です。
こちらのお寺に伝わる、鎌倉期の阿弥陀如来立像を拝観しました。

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本尊の像高は77.9m。その作風から、宋風様式の影響を強く受けた鎌倉末期の作と推定されています。

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特に印象的だったのは、すらりとした体躯を覆う衣です。一見しただけでその美しさに惹きつけられましたが、横から尊像を写した写真を見せていただき、腕から垂れる衣の複雑な彫りに驚きました。
乗蓮寺は過去に何度か火災に遭ったものの、ご本尊は信者たちの力によって救い出されてきたそうです。残念ながら脇侍の観音・勢至菩薩様たちは焼失してしまったため、現在の像は後の時代に造られたようですが、三尊並んでいる様子に違和感はありません。
阿弥陀様は仏師春日の作と伝えられており、三条市の彫刻で唯一、国の重要文化財に指定されています。

2018.5.19

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正覚寺(新潟)・平安期の聖観音 2019-05-06-Mon

正覚寺のご住職のご厚意により、平安時代の作と伝わる聖観音様を拝観させていただきました。

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正覚寺は享徳元(1452)年に創建された古刹で、佐渡西国三十三観音霊場の第六十九番札所でもあります。

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現在のご本尊は、智拳印を結ぶ大日如来様。明治元年に京都から請来されたそうです。

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そしてご本尊の向かって右隣りにいらっしゃるのが、かつてのご本尊であった聖観音様です。像高はおそらく1m前後でしょうか。

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目鼻立ちは小ぶりで可愛らしく、清楚な雰囲気を漂わせた観音様です。シンプルな彫りが、木目の美しさを際立たせています。

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ご本尊の向かって反対側には、同じく平安期の作と伝わるお不動様がいらっしゃいました。こちらはどことなくユーモラスな表情をなさっていて、親しみやすさを感じます。

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この日の参拝を終え、再び両津港へ向かっていると、昼頃から降り出していた雨がどんどん激しくなってきました。最初は折りたたみ傘をさしていたものの、強烈な風で大破してしまったため、途中からはずぶ濡れになりながら歩くことに。
ごうごうと音を立てる風雨に耐え、ようやく港付近まで近づくと、荒狂う波がすぐそばまで迫っていました。

2018.5.18

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四国八十八箇所霊場を歩いてきました 2019-05-01-Wed

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2019年4月26~29日の四日間で、四国八十八箇所霊場の1番~17番(それと18番に向かう道程の3分の2くらい)を歩いて参拝してきました。
強い日差しや強風、急勾配の山道など、様々な困難がありましたが、何百年も続く信仰の道を体感できたことは、このうえ無い喜びでした。まだまだ全体の10分の1ほどの距離に過ぎませんが、今後も少しずつ歩き、必ず満願したいと思っています。
いずれブログにもアップする予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

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