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仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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高尾山のそば行列(2)

私たちの待つイベント会場へ蕎麦職人が現れ、蕎麦を打ち始めました。
地元の商店街の会長さんがインタビューを受けたりして、会場は実に和やかなムードです。
 
ぶぉーっ!ぶぉーっ!
突然、高らかなホラ貝の響きが聞こえてきました。
群衆がさっと分かれて道をつくると、5〜6人の修験者が薬王院の方角から現れたのでした。


 
修験者達は打ち上がったばかりの蕎麦を携え、再び薬王院へ。
すると「皆様、そば行列が始まりますので、列を作って並んでください!」というアナウンスが流れました。
何が何だか全くわからないものの、そば行列というくらいなんだから蕎麦が振舞われるに違いない、という空気が会場全体に漂い、数百人が列を作ってふらふらと修験者に続いて行きます。
そう、その様子はさながらホラ貝版ハーメルンの笛吹き男のよう…(笑)。
 
やがて私たちが薬王院へたどり着くと、お堂前の階段の脇に修験者が左右に分かれて並び、一斉にホラ貝を吹いて出迎えてくれました。 
お堂は参拝客で埋め尽くされ、まさにすし詰め状態。
護摩が始まり、厳かに護摩壇へ火が灯されました。

おそらくお堂にいた参拝客の8割は、「蕎麦は一体どこで食べられるのだろう?」という疑問を抱いていたに違いありません(私たちも完全にそう思っていました)。
炎が大きく燃え盛り、読経の声と太鼓の音がクライマックスへ達したころ、一斉にホラ貝の音が堂内に鳴り響きました。
鳥肌が立つような格好良さです。
さすがは修験道の聖地、高尾山。

「では皆様、飯縄権現様にお参りしてください」と声がかかり、皆ぞろぞろと列を作りだしました。
 
(その3へ続く)
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