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仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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塩船観音寺(東京)・千手観音御開帳(1)

青梅きっての古刹である塩船観音寺は、つつじの名所として知られており、見頃を迎えるゴールデンウィーク前後には多くの参拝客でにぎわいます。
本尊の千手観音は、都内でも有数の古仏。
今年は開創1350年祭が行われ、その本尊を内陣で拝観できるということで、青梅まで出かけてきました。



趣ある山門が見えてきました。



本堂では内陣参拝と併せて特別祈願をしていただくことに。
祈祷の後、ご住職からお寺や仏像についてのお話を伺うことができました。

内陣中央の厨子には千手観音が安置されており、その周りを二十八部衆が囲んでいます。
千手観音は像高144cmで、鎌倉期の作。
下から光を受け、お顔がぼうっと照らされている様は、実に神秘的です。
美しい衣をまとい、衣文は流れるような線を描いていました。
スレンダーなお体からは繊細な42本の腕が伸びており、それぞれに持物が握られています。

ふと見ると、千手観音の足元に木の切り株のようなものが置かれていました。
切り株には穴がくり抜かれており、その中にごくごく小さな5cmほどの仏像が入っています。
ご住職に伺ったところ、その小さな仏像は、1350年前に八百比丘尼がお祀りした千手観音だと伝えられているそうです。
この実に小さくて可愛らしい観音様を中心にして、これだけの大伽藍が築かれたのだということに、新鮮な驚きを覚えました。
それが事実かどうかではなく、何百年もそう伝えられていることこそ、大切なのだと思います。

(その2へ続く)
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Comment

Unknown 

Hazuki様

千手観音、地方仏らしい個性的なお顔で、とても印象的でした。
塩船観音寺は、境内が広く古い建物も多くて、古刹の雰囲気がありますよね。
私も今度はつつじが満開の時期に行きたいです♪
  • posted by ちー 
  • URL 
  • 2010.04/28 22:09分 
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Unknown 

千手観音を見て来られたのですね。
数年前に一度行ったことがあり、今度はつつじに時期に…と思っていました。
雰囲気のあるとても素敵なお寺ですよね。
次の記事に期待しています♪
  • posted by Hazuki 
  • URL 
  • 2010.04/27 22:14分 
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