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仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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安来清水寺(島根)・平安仏の宝庫

出雲大社を参拝した後は、安来市へ向かいました。
古来、この地では大陸から最先端の技術が取り入れられ、古墳時代には製鉄所なども造られたことから、大和と並ぶ有力豪族が台頭しました。

変換~P1010723

安来清水寺はその安来きっての古刹で、用明天皇2年(587年)に尊隆上人によって創建されたと伝えられています。

変換~P1010727

清水寺の名にふさわしく、境内には清らかな湧水が流れていました。

変換~P1010745

広大な境内には、まるでお城のような石垣が組まれており、お寺の格式の高さがよくわかります。

変換~P1010753

こちらは根本堂。
明徳4年(1393年)の建立で、国の重要文化財に指定されています。

変換~P1010759

そして私の一番のお目当ては、こちらの収蔵庫に安置されている平安期の仏像群です。
事前にお願いをして拝観させていただきました。

収蔵庫に入るなり驚いたのは、中央に安置されている巨大な阿弥陀如来坐像です。
像高はなんと284cm。
一般的な丈六仏よりも大分大きい像です。
いわゆる定朝様の阿弥陀如来像ですが、お顔はきりりとして、凛とした美しさがあります。

f00045f4b0f3c630cff3.gif (⇒安来清水寺のHPより)

収蔵庫内には他にも平安期の阿弥陀三尊や十一面観音立像など、島根県を代表する平安期の古仏が安置されていました。

r00044r4b0f3a098bc06.gif (⇒安来清水寺のHPより)

2014.9.24
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*Comment

NoTitle 

根本堂が室町期の建築で、収蔵庫に平安仏が何躰もおられるとなると、機会があれば予約して訪ねて、仏様のお姿を拝みたいですし、建築を鑑賞したいお寺だと思いました。
十一面観音様の凛としたお姿が本当に美しいですね。
安来と言えば、安来節と足立美術館のイメージで、昔山陰旅行では、足立美術館で日本画などを観覧したことがありますが、そのお寺は初めて知りました。

余談ですが、ちーさんのブログで、以前に宇治で平等院も橋寺放生院も訪ねられたというお話を拝読させていただきましたが、私も半月ほど前に宇治でどちらも訪ねました。橋寺におられる鎌倉期の地蔵菩薩立像の麗しく凛々しいお姿と優しい眼差しは魅力で、またお会いしたい仏様です。
  • posted by 大ドラ 
  • URL 
  • 2015.04/04 18:02分 
  • [Edit]

Re: NoTitle 

大ドラ様

実はこの後、足立美術館へも行ってきました。
日本画はもちろん、庭園も見事でした。
恥ずかしながら安来というと安来節くらいしか知識がなかったのですが、今回の旅を通して、非常に歴史の古い土地だということがわかりました。

宇治は何度か訪ねましたが、いつも素晴らしいところだと思います。
有名な観光地でありながら、嵐山ほどは人が多くないのも良いですよね。
私は『源氏物語』が好きなので、宇治に行くと物語のことを思い出したりもします。
実は鳳凰堂が修復された後は一度も参拝していないので、近いうちにまた行ってみたいです。
  • posted by ちー 
  • URL 
  • 2015.04/07 22:13分 
  • [Edit]

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