仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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宝典寺(福岡)・鎌倉期の阿弥陀如来

去年の春、福岡県北部の寺社仏閣巡りをしてきました。
これからしばらくの間、その時の旅行記を書こうと思っていますが、非常に残念ことに、不注意でデジカメの写真を失ってしまったため、ブログにアップできるのがスマホで撮った写真のみになってしまいます。
できる限り文章で補いたいと思いますので、よろしければお付き合いくださいね。

平成28年4月22日早朝。
空路で福岡空港へ降り立ち、そこからは高速バスで福岡第二の都市である北九州市へ向かいました。
到着したのは、北九州市で最も大きな繁華街のある小倉地区。
過去に福岡へは何度か旅行したことがあるのですが、小倉へ行くのは初めてです。
デパートや飲食店などが並ぶ駅前の大きな通りを抜け、しばらく歩いていくと、最初の目的地である宝典寺が見えてきました。
(⇒お寺のHPはこちら)
宝典寺は1604年に讃誉天龍上人が創建したという浄土宗の寺院で、鎌倉期の阿弥陀如来立像が伝えられています。

001.jpg

こちらがその阿弥陀様。
像高はおおよそ1mほどでしょうか。
檜の寄木造で玉眼がはめ込まれています。
いわゆる安阿弥様の阿弥陀如来立像で、文永4(1267)年に快順という仏師によって造像されたという記録が残っているそうです。

(⇒宝典寺HPより)

整ったお顔立ち、バランスの良い体躯など、非常に洗練された像容を拝していると、仏師の並々ならぬ力量がよくわかります。
特に衣の流麗さは目を見張るものがあり、さらさらと衣の端が揺れる音が聞こえてくるようでした。
お寺の創建よりも古い尊像であることから、宝典寺が創建された時に畿内から招来された可能性が高いと考えられています。

IMGP0474.jpg

お寺のある小倉は、細川氏によって築城された小倉城の城下町として発展してきた町で、現在も九州第二の都市・北九州市の中心地として栄えています。

IMGP0419.jpg

この日は小倉市内で宿泊したため、夜に繁華街を散歩してみることに。
ちょうど金曜の夜ということもあり、街は多くの人たちで賑わっていました。

IMGP0425.jpg

しばらく川沿いを歩いていると、遠くに白いお城が見えてきました。
小倉城です。
夜間だったため、残念ながら中に入ることはできませんでしたが、ライトアップされて浮かび上がる姿は、まさに小倉の象徴と呼ぶに相応しい、厳かで堂々たるものでした。

2016.4.22
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