仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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宗像大社(福岡)・海の正倉院

福岡旅行の二日目は、宗像市にある宗像大社を最初に参拝しました。

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私がこの神社を知ったのはわりと最近で、数年前に出光美術館で宗像大社国宝展が開催された時でした。
その社宝の素晴らしさに感嘆したのは勿論ですが、特に興味をひかれたのは、宗像大社というのが単一の神社の名称ではなく、沖ノ島の沖津宮、筑前大島の中津宮、宗像市田島の辺津宮の三社の総称だということ、そして中でも沖津宮は島そのものがご神体として信仰されており、一般人が参拝できるのは年に一度だということでした。
しかし沖ノ島は現代においても、厳重な女人禁制の島。
そこで今回は宗像市にある辺津宮を参拝することにしたのです。

204.jpg

宗像の地は古くから中国大陸や朝鮮半島との貿易が盛んだった場所で、日本書紀にもその名が記載されているそうです。
祭神は天照大神の息から生まれたという宗像三女神で、三女神はそれぞれ沖津宮、中津宮、辺津宮にお祀りされています。

258.jpg

宗像市にある辺津宮の祭神は市杵島姫神ですが、その拝殿の奥には第二宮、第三宮と呼ばれるお宮があり、そちらを参拝することで、それぞれの神社を詣でるのと同じご利益があるとされています。
境内は緑に溢れており、樹齢数百年はあろうかという大木がたくさん生えていました。

takamiya_p.jpg (⇒宗像大社HPより)

そして特におすすめしたいのが、境内の一画にある高宮祭場と呼ばれる聖地です。
この場所は宗像三女神の降臨地と伝えられており、現在もこの場所で神事が執り行われています。
参拝者のほとんどは拝殿を参拝して帰ってしまうため、このあたりは境内の中でもとりわけ静寂に包まれていました。

268.jpg

参拝の後は宝物館へ。
こちらでは国宝に指定されている宗像大社の社宝を拝観することができます。
沖ノ島は奈良時代の貴重な宝飾品などが多数伝えられるため、別名・海の正倉院とも呼ばれているそうです。
非常に見応えのある展示内容ですので、参拝の際はぜひ足を運んでみてください。

2016.4.23
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Comment

No title 

今後九州を旅行する場合には、宗像大社でなくても、太宰府天満宮か宇佐神宮など、由緒のある神社をお参りしたいと思っています。

私は江ノ電を乗り通しても、まだ江の島へは行かないままですが、3つの離れた宮からなるところは、江島神社のようなのですね。

写真を見る限り、宗像大社では辺津宮でも厳かな雰囲気がよさそうに思えますね。そこだけでも宗像大社をお参りしたいですし、できれば高宮祭場を詣でたいです。宝物館も拝観したいと思えます。
  • posted by 大ドラ 
  • URL 
  • 2017.02/01 20:09分 
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  • [Res]

Re: No title 

大ドラ様

太宰府天満宮も宇佐八幡宮も素晴らしい古社ですが、個人的には宗像大社の境内はとりわけ印象的でした。
実は神奈川県に住んでいながら江島神社は未拝です。
3つのお宮があるんですね。
近いうちにぜひお参りしてこようと思います♪
  • posted by ちー 
  • URL 
  • 2017.02/06 23:41分 
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