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仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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黒石寺(岩手)・最古の年号を持つ薬師如来

毛越寺を出発し、次は奥州市の黒石寺へ。



北上川の流れをたどるようにして、車を走らせて行きます。
窓の外には長閑な田園風景が続いていました。



平泉から約1時間。
黒石寺へ着きました。

この黒石寺は、日本で最古の年号を持つ薬師如来が祀られていることで知られています。



この薬師如来が造像されたのは862年。
頭の螺髪がゴツゴツと大粒で、ビッシリと詰まっているのがとても印象的です。
釣り上った目は厳しく、肩をいからせており、恰幅のよい堂々としたお姿をなさっています。
厳しい陸奥の冬を千年以上も過ごしてきたからこその、威厳なのかもしれません。

かつては秘仏であったという薬師様。
今は収蔵庫に安置されていますが、以前は本堂の厨子の中にいらっしゃったそうです。



その本堂には、かつて薬師様をお守りしていた重要文化財の四天王が今も安置されています。
この四天王の個性的なお姿といったら…!

頭が非常に小さく(8頭身くらい?)、下半身は逆にどっしりとしています。
極端なデフォルメがなされているものの、特に持国天の絶妙なバランスは素晴らしく、お姿を拝するなり惹きつけられました。
前方に安置されている持国天・増長天は薬師如来と同じ時期に造られたそうですが、残りの二尊は後の時代の作だということです。

ご住職は素敵な女性の方で、色々なお話をしてくださり、とても貴重な時間を過ごすことができました。

2010.7.9
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