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仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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大泰寺(和歌山)・南紀の旅(1)


熊野から南紀を電車で巡る旅、二日目は紀伊勝浦駅からスタートです。

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前日に宿泊した紀伊勝浦駅から太地駅までは、電車で190円区間と距離は短いのですが、普通電車の運行が2時間に1本のため、なんと特急列車を使うという贅沢をしました(笑)

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熊野古道・大辺路の道しるべ。
大泰寺へ向かう道が熊野古道であることを知り、なんだか嬉しくなります。

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訪れたのは5月上旬、田植えシーズン真っ盛りで、日の光を受けて苗が鮮やかに輝いていました。

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お寺に着いた時、ちょうどご住職が外で掃除をなさっており、本堂に入れていただけることに。

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厨子の中にいらっしゃったのは、堂々とした薬師如来様でした。

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像高105.5cmで、藤原期の作。
ご住職のお話によると、かつては厳重な秘仏であったらしく、衣の金箔が綺麗に残っています。
現在は薬師如来として信仰されていますが、お寺の記録などから、もともとは阿弥陀如来として造像された可能性が高いそうです。
眼差しは涼し気で、口元は引き締まり、いわゆる一般的な定朝様の阿弥陀如来とは違う個性を感じました。

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太地はクジラ漁で知られる町。
太地港はリアス式海岸に囲まれた良港で、古くから捕鯨がおこなわれており、日本の古式捕鯨発祥の地とも言われているそうです。
そのため町のいたるところに、クジラのモニュメントやクジラ料理のお店がありました。

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2016.4.30
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コメント

No title 

鈍行の電車や汽車の本数が多くない区間では、特急停車駅同士の移動で特急に乗ってしまうことが、僕も旅行でありますね。

太地は捕鯨の町のイメージですが、その薬師如来坐像とされる如来さまは麗しいですね。僕としては、そのお薬師さまのお顔は、京都の伏見区で日野薬師とも呼ばれる法界寺の近くにある、恵福寺の地蔵菩薩坐像を思い起こすほか、同じ京都の因幡薬師こと平等寺の薬師如来立像も思い起こします。

鯨料理は小学生の頃に家庭料理や学校給食で食べたのですが、それ以来食べていないです。以前に南紀勝浦で、温泉に入ったほか、地元で上がったマグロなどの魚介の料理を食べ、入ったお店では鯨料理もあったのに、鯨料理は食べなかったですね。
  • 大ドラ 
  • URL 
  • 2017年03月18日 23時35分 
  • [編集]
  • [返信]

Re: No title 

大ドラ様

仰る通り、恵福寺のお地蔵様に顔つきが似ていらっしゃいますね。
非常に洗練されている尊像なので、京都で造られて運ばれた可能性も高いと思います。
私は千葉の房総育ちなので、何度か鯨を食べたことがあります。
南紀と房総は共通する地名が多く、接点があった可能性が高いらしいので、実際に旅をして非常に感慨深くなりました。
  • ちー 
  • URL 
  • 2017年03月19日 00時21分 
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  • [返信]

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