仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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岡寺(奈良)・塑像の如意輪観音

更に上り坂を登っていくと、ますます坂は急こう配になり、息を切らせながら自転車を押して歩きました。
やっとのことで岡寺の駐輪場へ辿り着き、ほっと一安心。

IMGP1955.jpg

岡寺は西国三十三所第7番札所として有名な古刹で、奈良時代に義淵僧正が建立したと伝えられています。
参拝したのがゴールデンウィーク中だったため、境内は沢山の人で賑わっていました。

220.jpg 216.jpg

仁王門は慶長17年(1612年)に建てられたもので、国の重要文化財に指定されています。
さすが西国札所だけあって、中にいらっしゃる仁王様も貫禄たっぷりです。

IMGP1960.jpg

岡寺のご本尊は、なんと像高4.6mもある如意輪観音様。
奈良時代の作で、日本最大の塑像なのだそうです。

nyoirin.jpg (⇒岡寺HPより)

まず目を奪われるのはその大きさですが、はっきりした目鼻立ち、引き締まった体躯に、他にはない存在感と個性を感じます。
唇に紅が塗られていることから、かつては全身に彩色が施されていたのかもしれません。
現在は結跏趺坐のお姿ですが、台座内部の調査結果から、造像当初は左足を踏み下げて坐る半跏像であったと考えられているそうです。
この観音様は日本・中国・インド三国の土を使って造られたと伝えられており、それまで本尊とされてきた金銅如意輪観音像が胎内に納められていましたが、現在その金銅像は京都国立博物館へ寄託されています。

IMGP1983.jpg

高台にある境内からは明日香村の風景が一望できました。

2016.5.1
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コメント

No title 

確かに電動アシスト付きではない自転車で岡寺へ行くのは、上り坂がかなり大変ですね。僕も去年5月初めに岡寺を訪ねましたが、例年ではピークのはずの境内の石楠花と牡丹が、もうピークを過ぎていたのが、ちょっと残念でした。

岡寺の如意輪観音さまは、白いお姿で独特の威厳がありますが、元々は半跏像だったとは、知らなかったです。現在の石山寺の秘仏ご本尊より前に、火災で失われた元のそこのご本尊の、塑像の如意輪観音さまと同じようなお像だったのですね。

石山寺の秘仏ご本尊の木造如意輪観音半跏像は、去年のご開帳に2回訪ねてお姿を拝みましたが、威厳を感じつつ、お姿を拝むものを優しく見守る感じも受けました。
  • 大ドラ 
  • URL 
  • 2017年04月02日 22時22分 
  • [編集]
  • [返信]

Re: No title 

大ドラ様

石山寺のご本尊は、7~8年前に行われた西国札所一斉開帳の時に私も参拝したことがあります。
とにかくその堂々たる姿に圧倒され、しばらく尊像の前で立ち尽くしていました。
岩の上に坐ってらっしゃる姿も見事ですよね。
大好きな仏様のひとつです。
  • ちー 
  • URL 
  • 2017年04月03日 23時35分 
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  • [返信]

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