FC2ブログ

安産寺(奈良)・平安期の地蔵菩薩

IMGP5066.jpg

奈良県と三重県との県境に位置する山間の地、宇陀市の三本松という集落に、かの有名な室生寺伝来とされる平安仏が守り伝えられています。

IMGP5060.jpg

近鉄大阪線の三本松駅から徒歩で10分ほど行くと、石垣の上に小さなお堂が見えてきました。
かねてからずっと拝観したいと思い続けていた仏像なので、期待で胸が高鳴ります。

IMGP5067.jpg 

安産寺のご本尊は、子安地蔵と呼ばれる地蔵菩薩立像です。

Scan0004.jpg 
(※パンフレットより)

像高177.5cm、カヤの一木造。
造像年代は平安初期、九世紀頃と推定されています。
特に印象的だったのは美しい衣で、翻波の襞が流麗に刻まれ、ふっくらした肌を軽やかに覆っていました。
室生寺・釈迦如来像との類似点が指摘されているため、宇田川上流に位置する室生寺金堂から近世になって移された可能性が高いと考えられているそうです。

Scan0003.jpg 
(※パンフレットより)

参拝の際、地元のケーブルテレビ局が作成した村祭りの映像を見せていただきました。
そこで踊られていたのが子安地蔵音頭。
なんと地元の方によって作詞されたそうです。
お地蔵さまを大切に守ってきた集落の方々の気持ちが伝わってきますよね。

2017.1.6
スポンサーサイト

テーマ : 神社・仏閣巡り - ジャンル : 旅行

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)