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仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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三岳寺(佐賀)・三体の鎌倉仏

唐津市からレンタカーで40分ほど南下し、小城市の三岳寺へ。

IMGP6548.jpg

鎌倉期に大智和尚が創建したと伝わる古刹で、かつては三津寺と称していましたが、戦国大名・鍋島氏によって医王山三岳寺と改名され、現在に至っています。

IMGP6571.jpg

こちらのお寺には鎌倉後期の仏像が伝えられているため、事前にお願いをして拝観させていただきました。

IMGP6577.jpg 薬師如来坐像

IMGP6619.jpg 大日如来坐像

IMGP6647.jpg 十一面観音坐像

三体ともに楠の寄木造で、目には玉眼がはめ込まれています。
いずれの仏様も、かつては全身が金色に輝いていたことでしょう。
三尊は構造や彫口がよく似ていることから、同じ仏師によって造像されたと考えられているようです。

IMGP6621.jpg

特に印象的だったのは、大日如来坐像に彫り込まれた、独特な衣文の表現でした。
衣の端が盛り上がり、うねうねと複雑な波模様を描いています。
記憶にある限りでは、このような衣文をこれまでに見たことがありません。
この近辺で活躍した仏師の作なのでしょうか。
だとしたら、これほど大きくて優れた像容の仏像を三体も造った力量は相当なものです。
あれこれ想像してみると興味は尽きませんでした。

2017.2.4
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コメント

NoTitle 

お久しぶりにコメントします。

3躰とも衣がリアルな感じですし、金箔がかなりよく残っているのですね。写真を見る限り、優美さと力強さを兼ね備えるようにも思えますね。

磨崖仏というと、奈良の大野寺境内から遥拝する宇陀川対岸の崖に彫られた線刻の弥勒菩薩像か、大分の臼杵石仏などを思い起こしますが、佐賀にも残っているとは知らなかったです。
  • 大ドラ 
  • URL 
  • 2018年02月20日 20時35分 
  • [編集]
  • [返信]

Re: NoTitle 

大ドラ様

常福寺の仏様たちは、個性や存在感があり、とても素晴らしかったです。
磨崖仏は全国各地にありますが、九州地方に比較的多いように思います。
奈良・大野寺の磨崖仏は見事な大きさですよね。
  • ちー 
  • URL 
  • 2018年02月25日 12時47分 
  • [編集]
  • [返信]

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