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蓮厳院(佐賀)・三体の如来像

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鹿島市にある蓮厳院は、奈良時代の創建と伝わる真言宗の古刹です。
こちらのお寺に三体の如来像が安置されているため、事前にお願いをして拝観させていただきました。

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中央と、向かって左側の尊像が阿弥陀如来坐像で、一番右は薬師如来坐像。
同じ尊名の像が二体あること、いずれも非常に立派な像容であることから、おそらくかつては、それぞれ別のお堂の本尊だったと思われます。
仏様たちは桧の寄木造で、平安後期の作。体部には内刳りが施されています。

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中央の阿弥陀様は、像高140.3cm。
上品下生の来迎印を結び、力強い、キリリとした眼差しです。

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そしてこちらはもう一体の阿弥陀様。
像高85.1 ㎝で、上品上生の定印を結んでおられます。
中尊と比べると、ややほっそりとしていて、柔和な雰囲気を漂わせていました。

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向かって右隣りの薬師様は、像高84.8 ㎝。
興味深いのは、中央の阿弥陀如来像と同じく、お腹のところで腹帯のような紐が結ばれており、衣のかかり方もよく似ている点です。
同じ流れを組む仏師の作なのか、もしくは、どちらかの像を参考にして造られたのかもしれません。

2017.2.4
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テーマ : 神社・仏閣巡り - ジャンル : 旅行

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