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禅林寺(愛知)・藤原期の薬師如来

先日、久しぶりに東海地方のお寺巡りをしてきました。

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まず最初に参拝したのは、一宮市にある禅林寺です。
天禄元年(970年)に創建された古刹で、藤原実頼の追悼のために薬師如来を勧進し、小野院極楽寺と号したのが始まりと伝えられています。
その後、大永5年(1525年)に曹洞宗へと改宗、天保5年(1648年)に寺名を仙境山禅林寺と改めました。

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そしてこちらがお寺に伝わる薬師如来様。
像高129cm、檜の寄木造。
平安後期の作と推定されています。
膝裏上にある銘文に、明応6年(1497年)に修理されたという記述があるため、少なくともそれ以前の作であることは間違いありません。

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藤原仏らしい柔和なお顔立ち、流麗な衣文など、非常に洗練された像容であることから、中央仏師の作である可能性が高いと思われます。

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薬師如来様の脇には日光・月光菩薩、さらにその両側には十二神将が安置されていました。
こちらはおそらくご本尊より後の時代の作ですが、ずらりと堂内に並び立つ様子はとても煌びやかでした。

2017.3.8
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テーマ : 神社・仏閣巡り - ジャンル : 旅行

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