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仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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松尾大社(京都)・平安期の神像

愛宕山を下山し、路線バスで嵐山駅へ。

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バスを降り、阪急嵐山駅へ歩いて向かっていると、桂川の河川敷が沢山の人で賑わっていました。
何かイベントでもあるのだろうかと近寄ってみたところ、そういうわけでもなく、どうやら修学旅行の学生たちが大半のようです。
嵐山が京都屈指の観光スポットであることがよくわかります。

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電車に乗って松尾大社駅で下車し、改札を出ると、すぐそばに大きな朱色の鳥居が建っていました。

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松尾大社の創建は大宝元年(701年)に遡り、文武天皇の勅命を賜わった秦忌寸都理が、この地に社殿を建立したのが始まりとされています。
ただしそれ以前から、この付近に住む人々が松尾山の山霊を頂付近の磐座に祀り、守護神として崇めていたと考えられているそうです。

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この松尾大社の神像館には、貴重な平安時代の神像群が安置されています。

老年 
(⇒松尾大社HPより)
こちらは老年像と呼ばれ、松尾大社の御祭神である大山咋神を表した像とされています。


壮年
(⇒松尾大社HPより)
そしてこちらが壮年像。
大山咋神の御子のお姿とされており、壮年像と比べると肌が張り、全体的に若々しい印象を受けます。


女神
(⇒松尾大社HPより)
向かって一番右に安置されているのが女神像で、市杵島姫命とされています。
この女神は福岡県の宗像大社に祀られる三女神の一神で、航海の安全を祈って松尾大社へ勧請されたと伝えられているそうです。

三体の神像はほぼ等身大で、いずれも平安初期の作と推定されています。

IMGP7438.jpg

訪れた時、ちょうど山吹が盛りを迎えており、境内は鮮やかな黄色の花に彩られていました。

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2017.4.28
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コメント

NoTitle 

神像を神社などで拝観したことはあまりないですね。安土城考古博物館での特別展と大津の建部大社、岩手の平泉にある毛越寺の宝物館で観覧したり拝観した程度です。

これまで観覧したり拝観したりした神像は小型のお像ばかりなので、一度松尾大社の等身大の神像のお姿を排したいと思いますね。やはりできれば山吹など花の綺麗な季節にお参りしたいと思いますし、割と近くにある梅宮大社もできれば合わせてお参りしたいお宮です。
  • 大ドラ 
  • URL 
  • 2018年05月31日 22時59分 
  • [編集]
  • [返信]

Re: NoTitle 

大ドラ様

重要文化財クラスの神像が神社で常時拝観できる場所はあまり多くないと思います。
神像は仏像よりも非公開のケースが多いかもしれません。
松尾大社の神像は、私がこれまでに拝観した神像のなかでも、トップクラスに大きくて、迫力がありました。
よろしければ是非!

  • ちー 
  • URL 
  • 2018年06月03日 21時10分 
  • [編集]
  • [返信]

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