仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」展に行ってきました。

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奈良国立博物館で開催中の「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」展に行ってきました。

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京都・醍醐寺 弥勒菩薩坐像 (⇒特別展HPより)

会場に入り、まずいらっしゃったのは醍醐寺・弥勒菩薩坐像です。
像高111.0cm、建久3年(1192)の作。
快慶初期の傑作で、金泥塗りが用いられた最も古い仏像のひとつだそうです。
お寺だと尊像まで少し距離があるため、今回間近に拝観して、その細部の美しさに驚きました。

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奈良・東大寺 僧形八幡神坐像 (⇒特別展HPより)

こちらは国宝・僧形八幡神坐像。
像高85.7cm、建仁元年(1201)の作。
通常は10月5日の転害会の時にのみ特別公開されるという秘仏であるため、鮮やかな彩色がよく残っています。

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京都・遣迎院 阿弥陀如来立像 (⇒特別展HPより)

今回の特別展で印象的だったのは、京都・遣迎院の阿弥陀如来立像です。
像高98.9cm、建久5年(1194)頃の作。
いわゆる安阿弥様の三尺阿弥陀で、特に目を奪われたのは切金の美しさでした。
上半身の衣には信じられないほど繊細な花模様の切金が施されており、その煌びやかな様子が、尊像の崇高さをより一層高めています。
これほどまでに美しい切金を見るのは初めてかもしれません。
中指と親指で印を結んでいらっしゃるのも、他の三尺阿弥陀と比べて珍しい点です。

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広島・耕三寺 阿弥陀如来坐像 (⇒特別展HPより)

実際にお寺で拝観した仏像も多く、境内の様子や、お寺の方との会話が思い出されました。
秋に開催が予定されている、東京国立博物館の運慶展も非常に楽しみです。

2017.4.29
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