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仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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宝生寺(新潟)・木喰の三十三観音

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長岡市の宝生寺には、木喰作の三十三観音像が安置されています。
木喰は江戸末期に全国を行脚した遊行僧で、仏像千体彫刻を発願し、行く先々で個性的な一木の仏像を造像しました。

IMGP1729.jpg

宝生寺の三十三観音像もそのうちのひとつで、文化元年(1804)頃に当地を訪れた上人が、境内に生えていた銀杏の巨木を使って彫り上げたと伝えられています。

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(⇒にいがた観光ナビHPより)

収蔵庫内にはずらりと三十三観音像が並び、一番前の中央に、木喰の自刻像が安置されていました。残念ながら三十三観音のうち一体は明治13年の火災の際に盗難に遭ってしまった為、現存するのは三十二体です。
像高は平均で90cmほど。いずれも木喰仏らしい、親しみやすさとユーモラスさを併せ持っています。
この観音様たちにどこかでお会いしたことがあるなぁと記憶をたぐっていたところ、数年前に横浜そごう美術館で開催された円空・木喰展に何体かお出ましになっていたとお寺の方から伺い、なるほどと納得しました。数年ぶりに、しかも尊像が揃った状態で拝観できた喜びはひとしおでした。
なんと木喰上人は、これだけの仏像群を87歳の時に造像したとのこと。その途方もない情熱と行動力に圧倒されます。

2018.5.19
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コメント

No title 

僕も何年か前に名古屋の松坂屋美術館で『円空・木喰展』を観覧しました。おっしゃるように写真を見る限り、同じような観音さまのお姿を拝した覚えがありますね。
これまで地元の岐阜県内や名古屋などで円空仏のお姿を拝したのに、『円空・木喰展』以来、木喰仏のお姿を拝していないです。ほかのどこかでユーモラスで可愛らしい木喰仏のお姿をまた拝したいですね。

円空仏の話ですが、去年の暮れに羽島にある中観音堂のご本尊の円空仏、十一面観音像から阿弥陀如来像や鏡などの胎内納入品が発見されたのを新聞などで知りました。その特別公開が中観音堂で来月1日と2日にあるので、それを訪ねようと思っています。
  • 大ドラ 
  • URL 
  • 2019年05月28日 21時38分 
  • [編集]
  • [返信]

Re: No title 

大ドラ様

木喰や円空の仏像は素朴で親しみやすいのが魅力ですよね。
どちらの仏像も昔から大好きなので、円空仏の御開帳、とても羨ましいです。
良いお参りになりますように。
  • ちー 
  • URL 
  • 2019年06月01日 20時42分 
  • [編集]
  • [返信]

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