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仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

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法性寺(埼玉)・スリリングな奥の院

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秩父三十四観音霊場三十二番の法性寺は、ユニークな奥の院で知られるお寺です。

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仁王門にいらっしゃった仁王様たち。おそらく近世の作ですが、生き生きとした表情で、非常に迫力があります。

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境内に入り、階段を上がっていくと、見事な懸造のお堂が建っていました。享保4年(1719年)に建立され、本尊の聖観音様が安置されています。

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お目当ての奥の院は、その観音堂の脇から続く山道を上ったところにあるらしいのですが、これが想像していた以上にハードな道でした。この直前まで武甲山に登っていたので膝がガクガクしてしまい、途中で引き返そうかと悩みながらも、やはりここまで来たのだからと考え直し、頂上を目指すことにしました。

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5分ほど登ったところで、鎖場に辿り着きました。鎖に頼りすぎないよう、慎重に足場を探りつつ登っていくと…

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大きな岩のくぼみに、小さな祠が置かれていました。

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恐る恐る降りて再びルートへ戻ると、そこからは本格的な山道に。登山靴ではなく、ソールの薄いスニーカーを履いていたので、苔で何度か滑ってしまいました。

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入口から15~20分ほど歩いたところでしょうか。やっと頂上が見えてきました。

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「あっ…!」
なんと絶壁の上に観音様が立っていらっしゃるではありませんか。できる限り近寄ってみましたが、思っていたより風が強く、半分くらいまで行って諦めました。

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観音像とは逆方向に進んでいくと、今度は先ほどよりももっと高い鎖場がありました。どうやらこの先に奥の院があるようです。かなり危険を感じましたが、再チャレンジする機会はほとんどないだろうと思い、意を決して登ることに。

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上方を仰ぐと、大きな岩をくりぬいたところに、智拳印を結ぶ大日如来様がいらっしゃいました。

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像高はおそらく1mくらい。端正な尊像で、このような危険な場所に安置されていることにとても驚きました。重い金属製の仏像をこの場所に引き上げるのは、さぞ大変な作業だったに違いありません。

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ふと周りを見渡すと、始まりかけた紅葉が、秩父の山々をほんのりと明るく照らしていました。

2018.11.3
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