FC2ブログ

仏像ファン的古寺巡礼

仏像への愛を書き綴った、仏像ブログです。

プロフィール

ちー

Author:ちー
読書と音楽、そして仏像をこよなく愛しています。

カレンダー

07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

月別アーカイブ

検索フォーム

QRコード

QR

鵜殿石仏(佐賀)・岸壁の石仏群 2018-02-04-Sun

九州旅行二日目は、まず最初に唐津市の鵜殿石仏へ。

IMGP6260.jpg

鵜殿石仏は現在、唐津市の「相知天徳の丘運動公園」内に位置しています。

IMGP6271.jpg

体育館そばの入口から5~6分歩いたところで、青い屋根の建物が見えてきました。

IMGP6277.jpg

中に入ってビックリ!
岸壁に毘沙門天、不動明王、如来像など、様々な仏像がびっしりと彫られていました。

IMGP6325.jpg

磨崖仏は単なる線刻ではなく、岩を深く削って造られており、横から見ると非常に厚みがあることがよくわかります。
ここには14世紀頃から19世紀頃にかけて彫られた、約60体もの磨崖仏があるそうです。

IMGP6333.jpg

一体誰が、何故このような仏像を彫ったのか。
はっきりしたことはわかっていないようですが、ここが仏教修行場として栄えた背景には、周辺の有力者であった相知一族の保護があったと考えられています。

IMGP6369.jpg

青い屋根のある仏像群の向かい側には、岸壁が少し窪んだ場所があり、洞穴のようになっていました。
もしかしたらここで加持祈祷や修行が行われていたのかもしれません。

IMGP6356.jpg 不動明王

IMGP6405.jpg 

IMGP6379.jpg 如来像

岸壁や巨石のいたるところに、大小様々な仏像が彫られ、今もお供え物が置かれていました。
おそらくかつては像に彩色が施され、とても煌びやかな光景だったことでしょう。

2017.2.3


CATEGORY : 佐賀 Trackback 0 Comment 0 △Page Top

東妙寺(佐賀)・慶派の釈迦如来 2011-09-14-Wed

佐賀県神埼郡の吉野ヶ里町は、1986年に弥生時代の環濠集落跡である吉野ヶ里遺跡が発見され、全国的に一躍有名になった町です。



その吉野ヶ里遺跡のすぐ近くにある、東妙寺を参拝してきました。
かつては天皇家の勅願寺であり、一帯に広大な寺領を持っていたという、格式高き古刹です。



本尊は慶派仏師の作と伝わるお釈迦様。
流麗な衣が引き締まった体躯を軽やかに覆っており、実にバランスの良いお姿をなさっています。



お堂の奥には沢山の仏様がいらっしゃいましたが、中でも一番私の心を惹きつけたのが…。



こちらの可愛らしい聖観音様です。
像高108cmで、9世紀末頃の作。
いかにも一木造らしい重厚感ある体つきに対し、指先は意外なほど繊細で、思わず見惚れてしまいました。
全身真っ黒なお姿は、長い間この観音様が篤い信仰を受け、護摩の煙で燻され続けてきたということを実感させてくれます。

こうやって沢山の人々の想いを受けながら、何百年もの間、仏像は守られてきたのでしょうね。

211.5.28

CATEGORY : 佐賀 Trackback 0 Comment 2 △Page Top

« 前のページ | ホーム |